今年は絶対的な核となる馬がおらず上位拮抗のメンバー構成であるが、上位陣の中では比較的人気のないオーサムストロークを本命とする。その理由は前走ベゴニアＳ（１勝クラス）を勝っているからである。このレースが阪神に移動してから前走ベゴニアＳ勝ちの馬は４戦２勝で勝率50%である。前走別の成績では勝ち星こそサウジアラビアロイヤルカップの方が上なものの、勝率という意味ではこちらが上だ。しかも、今年は前走サウジアラビアＲＣの馬がいない（サウジＲＣに出走した馬ならシュトラウスがいるが）。初重賞だが連勝の勢いに期待したい。サウジアラビアＲＣ勝ち馬のゴンバデカーブースがおらず混戦模様となった今回はチャンスだ。

　相手本線はサウジアラビアロイヤルカップ３着で前走は京王杯２歳Ｓを勝ったシュトラウス。このレースと相性の良いサウジアラビアＲＣで３着で、その後重賞を勝っているのだから実績はナンバーワンである。鞍上のマーカンド騎手にも期待が持てる。

　相手２番手は４代母と父の父（ハーツクライ）の母がともにアイリッシュダンスという血統が魅力的なナムラフッカー。１勝馬なので人気がないがデイリー杯３着の実績がある。人気薄陣ではこの馬が最も面白そうだ。

　上位拮抗なので、その他の上位陣にも手広く流しておこう。オーサムストロークからの馬連流しが中心だが、シュトラウスとナムラフッカーの縦目も押さえておこう。