阪神で行われていたここ３年は１〜３番人気の中の２頭でワンツーと堅く収まっていた。今年は京都に戻り、そもそも人気がかなり割れているが、もともとそこまで荒れるレースではないので、拮抗している人気上位馬の中から馬券に絡む馬が出るだろう。

　本命はマーカンド騎手が騎乗するカンティアーモとする。前走の新馬戦はレコード勝ちと力を示している。２着馬との着差0.1秒というのだけを見ると「大したことないな」と思われる人もいると思うが、３着以下には７馬身差を付けているので２着馬も強かったということだろう（その２着馬ミッキースターダムはその後の未勝利戦でも２着と好走すれど勝ちきれていないが）。

　対抗は本命馬に前走騎乗していた川田騎手が今回騎乗するダノンキラウェア。ＮＨＫマイルカップを勝ったダノンスコーピオンの全弟ということで、血統的に期待できる。本人（ORそのエージェント）が選んだのかは分からないが、お手馬がかぶったトップジョッキーが継続騎乗するということで、この馬にも期待しよう。

　もう１頭、京都芝外回りの新馬戦を強い勝ち方で勝ったジャンタルマンタルも押さえておこう。

　絶対的な軸に推せる馬がいないので、上記３頭のボックスで勝負しよう。