本命は１勝クラスを勝ったばかりだが２連勝中と勢いに乗るテラステラとする。前走の万両Ｓは1400mであり今回は距離短縮となるが、1200mでも勝ち鞍があるので問題ない。また、モーリス産駒は中京芝1400mでの単勝回収率が100%を超えており、中京に変わった今回も期待できる。そして、鞍上の坂井瑠星騎手はこのコースでの過去３年の勝率が23.3%というコース巧者だ。矢作厩舎が２頭出しであり、勝負がかりなのだろう。軸はこの馬で決まりだ。

　相手筆頭は前走１勝クラス・白梅賞を圧勝したカルロヴェローチェ。この馬も距離短縮組だが本命馬と異なり1400m以下は未経験である。しかし、シルバーステート産駒はこのコースで[2,0,1,14]と優秀な成績を挙げており単勝回収率も高い。距離はこなせるだろう。前走の圧勝ぶりから、ここでも期待できそうだ。

　その他の馬ではシンザン記念２着のペースセッティングを始めとして、朝日杯フューチュリティＳ５着のバグラダス、芝1200mでは安定した成績のタマモブラックタイを押さえておこう。