混戦模様だが本命はレッドモンレーヴとする。前走安田記念は0.6秒差の６着。京王杯ＳＣで見せた強烈な末脚をここでも発揮し、直線で何頭も交わしてソダシに先着した。同じ東京芝1600mでメンバーのレベルが下る今回は期待できそうだ。東京マイルで３勝２着１回のコース巧者なので期待しよう。母のラストグルーヴは名牝エアグルーヴにディープインパクトを付けた良血で、この馬は母馬の良さを引き出すタイプのロードカナロアを配合した馬なので血統的にも大物感がある。今後ＧＩ戦線での活躍も見込まれるこの馬に期待しよう。

　相手筆頭は東京マイルで３勝のエターナルタイム。ルメール騎手はこのレースで10年間で７戦５連対と、かなりの実績を残している。コース実績、騎手ともに魅力だが、過去10年で前走３勝クラスの馬の連対例がないのが気になったので、本命にはできなかった。しかし、この馬なら昇級戦でいきなり連に絡んでも不思議ではない。

　その他の馬ではモレイラ騎手が騎乗するナミュールを始めとして、ソーヴァリアント、ジャスティンスカイ、イルーシヴパンサーを押さえておこう。それから穴っぽいところとして、前走ナミュールに騎乗していた横山武史騎手が騎乗するキラーアビリティを狙ってみよう。距離さえ合えば好走の可能性がある。