あけましておめでとうございます。「一年の計は金杯にあり」と古来から言われていますので、金杯はバッチリ当ててＪＲＡからお年玉を貰いたいですね。

　今年の中山金杯は混戦模様で確たる中心となる馬もおらず人気も割れているが、本命は昨年のこのレースの２着馬スカーフェイスとしよう。スプリングサンダーの仔であり、スズカマンボの甥にあたる良血馬である。ハーツクライ産駒は中山芝2000mコースと相性が良く、単勝回収率もプラスである。この馬自身、昨年のこのレースで２着に健闘しているのだから、コース適性があることは間違いない。昨年はその後、函館記念でも３着に好走した。７歳と高齢だが６日前までは６歳だったので、年齢は悲観することはない。前走はオープン特別（L)で惨敗しているが、休み明けで本調子になかったのだろう。昨年より斤量が2kg増えているが、昨年よりも力をつけているので問題ないだろう。昨年２着の割に全く人気になっていないこの馬が狙い目だ。

　相手筆頭はアラタ。父のキングカメハメハもこのコースが得意な種牡馬であり、さらに母父ハーツクライとなれば、血統的にコース適性は高いだろう。前走福島記念で３着に好走しており、さらなる飛躍に期待したい。

　その他の馬では斤量57.5kgのトップハンデが気になったので本命にはできなかったが、ハーツクライ産駒で前走中日新聞杯で勝ち馬とタイム差のなしの２着のマテンロウレオを中心に手広く流そう。

　多くの馬にチャンスがあると思われるので、ハンデ戦で53kgでも惨敗のフォワードアゲン以外のすべての馬に流しておこう（ちなみに江田騎手は中山が得意なイメージがあるがデータを見る限り芝2000mはかなり苦手としている）。