キャリアの浅い馬ばかりで比較が難しいこともあって人気が割れているが、そこまで荒れるレースでもないので人気上位馬から狙い馬を選ぼう。

　上位数頭が拮抗しているが、その中からクリーンエアを本命とする。リアルインパクト産駒はこのコースで勝率11.8%、連対率17.6%（過去３年）であり、この数値は今回の出走馬の種牡馬の中では極端に高い。単勝回収率はなんと584%。他にこのコースを得意にしている種牡馬の産駒がいないメンバー構成で、この回収率の高さの種牡馬の産駒は魅力的である。この馬自身前走で同コースを勝っている（それが回収率を押し上げているのだが）。今回は前走ほど人気薄ではなく割れて入るものの人気の一角となっているが、コース適性を評価してこの馬を本命としよう。

　相手筆頭はコース回収率が単複ともに100%を超えるオルフェーヴル産駒のルクスノアとする。人気はないが前走左回りで直線が長い中京芝1600mで圧勝しているのだから魅力的だ。もう少し人気になってもいいと思うのだが、前売りオッズを見ると人気がないので狙い目である。

　その他の馬では、エンヤラヴフェイス、ルージュスタニング、アスコリピチェーノといった有力どころを押さえておこう。