本命は阪神ジュベナイルフィリーズで３着に好走したドゥアイズ。前走は３ヶ月の休養明けでも３着と好走した。また、マイルもこなせることも示されたので、今回も有力である。重賞好走歴のある馬がほとんどいないこのメンバーの中で、札幌２歳Ｓ２着、阪神ジュベナイルフィリーズ３着の実績は抜けている。軸はこの馬で決まりだ。

　問題は相手をどうするかである。前走未勝利の馬は過去10年連対なし。また、前走重賞以外の馬は勝っていることが条件だ。前走重賞の馬も大きく負けている馬は消し。となれば、このメンバーでは前走フェアリーＳで勝ち馬から0.4秒差以内に好走しているリックスターとブラウンウェーブが狙い目である。東京芝1600mで勝利実績のあるリックスターを対抗とし、ブラウンウェーブを相手２番手としよう。

　その他、上記の「消し」条件に当てはまらない馬は前走新馬戦勝ちのイングランドアイズと１勝クラス勝ちのニシノカシミヤがいるが、イングランドアイズは圧倒的に強い勝ち方をしたわけではなく、ニシノカシミヤは初芝な上に血統的にもダートのほうがあってそうなので見送りとする。雪でダートに変更になったらニシノカシミヤ本命も考えたのだが、芝で実施される模様。

　その他押さえとして、ノーザンファーム生産馬でコース実績もあるモリアーナとウヴァロヴァイトを押さえておく。