朝日杯ＦＳを勝ったドルチェモアはマイル路線に進み、ホープフルＳを勝ったドゥラエレーデはドバイのＵＡＥダービーに向かったため、両２歳ＧＩの勝ち馬が不在で、混戦模様である。人気も割れていて確たる中心馬が不在だ。

　この混戦模様の中、本命に推すのはホープフルＳ２着のトップナイフだ。ホープフルＳでは展開に恵まれたものの、勝ち馬とハナ差の２着だった。続く弥生賞も２着で、目下３戦連続重賞２着なのだが、勝ちきれないまでも安定味がある。特にホープフルＳは勝ちに等しい内容だった。新種牡馬デクラレーションオブウォーの産駒は中山芝2000mで出走回数こそ少ないものの[2,2,1,1]と連対率66.6%の物凄い数字だ。単勝回収率も263%と高い。サンプルが少ないのでどこまで当てにできるかというのもあるが、このコースに非常に適性があると思われる。この混戦の中で連軸として信頼できるトップナイフを本命としよう。

　相手は同コースで行われた京成杯を強い勝ち方で制したソールオリエンス、弥生賞の覇者タスティエーラを中心に、その他の馬にも手広く流そう。