本命は良血馬ディヴィーナとする。前走の中京記念は２着だったがその時の勝ち馬セルバーグとは当時の斤量差が1kgだったのに対し、今回は3kg差となっている。斤量差が開いたことにより、逆転の可能性が高い。母はヴィクトリアマイル勝ちなどＧＩでも活躍したヴィルシーナであり、馬主は母と同じく大魔神佐々木主浩氏という抜群の相馬眼の持ち主だ。昨年のこのレースでは13着に惨敗だったが、近走成績を見る限り昨年よりもずっと成長して力をつけている。重賞の１つぐらいは勝てるはずの馬なので、今年は期待しよう。

　相手本線は中京記念勝ち馬のセルバーグ。斤量が58kgまで増えたことはネックだが、そのお陰かあまり人気になっていない。中京記念勝ち馬が人気にならないのなら狙わない手はないだろう。直線の長い中京競馬場の重賞で逃げ切り勝ちを収めたということは能力が高いという証拠なので、今回も直線の長い新潟外回りであるものの積極的に狙っていきたい。

　その他の馬では、人気は割れているものの前売り１番人気のララクリスティーヌを始めとして、アヴェラーレ、ロータスランド、アナザーリリックといった有力どころを押さえておこう。