ハンデ戦で人気も割れているが、特別軽い斤量の馬もおらず軽ハンデ馬が激走するということもないので、割と堅めのところを狙うこととする。

　本命はフェーングロッテン。重賞で２連続連対中で３連続馬券圏内である。そのうち１つはＧIIの金鯱賞だ。３歳時に福島で行われたラジオNIKKEI賞を勝っているので、福島コースへの適性も問題ない。昨年格上挑戦で白百合賞を勝って以来、距離が長すぎた菊花賞を除くと安定した成績を残しており、軸としての信頼度は抜群である。福島重賞２勝目に期待して、この馬を軸にしよう。

　相手は消去法で、まず過去10年で前走条件戦の馬の連対がない（ただし３着は２回あり）ので、前走条件戦の馬は消すこととする。これで人気の一角のバトルボーン、テーオーソラネルを消せる。それから、前走2400m以上、７歳以上、牝馬もこのレースではほとんど来ない。

　残った馬の中から昨年の覇者エヒトを中心にセイウンハーデス、カレンルシェルブル、ガロアクリークを狙おう。今年は特別軽いハンデの馬もおらず、また、ローカルハンデ戦とはいえここ10年で11番人気以下の馬の連対はないため、11番人気で近走不振の馬も消すこととする。