阪神ジュベナイルフィリーズや桜花賞と同じ阪神芝1600mで行われる重賞である。同コースで行われることもあり、毎年のように阪神ＪＦ組が連に絡んでいる。昨年は13番人気のピンハイが２着に来て単勝以外は荒れたものの、例年人気どころで決まることが多い堅いレースである。

　今年のメンバーは阪神ＪＦ出走馬が２頭しかいないが、その中の１頭であるペリファーニアを本命としよう。阪神ＪＦでは６着だったものの、札幌２歳Ｓを制している実力馬だ。阪神ＪＦ上位組のいないここでは期待して良い。唯一の阪神ＪＦ出走馬であるこの馬を本命としよう。

　相手本線はもう１頭の阪神ＪＦ出走馬であるキタウイング。阪神ＪＦこそ14着に惨敗だったが、その後フェアリーＳを勝って巻き返している。重賞２勝という実績はメンバー中最上位だ。

　過去のデータから前走が条件戦の馬は不発で、前走は最低でもオープン特別（できれば重賞）の馬ばかり連に絡んでいるが、唯一の例外が新馬戦で、勝った馬はいないものの２着に２回来ている。前走新馬勝ちの馬の中ではエフフォーリアの半妹ペリファーニアが素質だけで好走する可能性がありそうだ。こちらはデータに基づき２着固定で押さえておこう。