ダート競馬といえばグランド牧場。今回はそのグランド牧場生産の馬が３頭も出走する。登録時点で４頭だったが、私個人的には最も出走してほしかったオマツリオトコが除外となった。それでも私の元出資馬サンビスタの仔であるジレトールを始めとして、昨年の２着馬チェイスザドリーム、当該コース４勝のスズカコテキタイと骨っぽいメンバーが揃った。

　本命はそのグランド牧場生産馬の中から昨年の２着馬チェイスザドリームとする。カペラＳはリピーターの活躍が多いレースであるが、昨年２着の割にあまりに人気になっていない。これを書いている時点で11番人気で50倍以上の単勝オッズだ。近走は芝を中心に使われているのでダート馬だということ自体忘れられているのだろうか？芝でも新潟直線千のオープンを制しているように通用する馬であるので、直線芝スタートの中山ダート1200mでは有利だ。このコースは外枠の先行馬が有利なコースだが、今年も外の方の枠を引いた。外枠の先行馬やリピーターという点では昨年の勝ち馬テイエムトッキュウの方がより有力なのだが、配当の妙味がかなり高いので、人気の盲点となっているチェイスザドリームを本命としよう。

　相手はグランド牧場生産馬の他の２頭と、昨年の勝ち馬で外枠を引いた逃げ馬テイエムトッキュウを中心とする。グランド牧場生産のジレトールはサンビスタの仔ということもあり血統に期待でき、もう１頭のスズカコテキタイはこのコースで４勝とコースのスペシャリストだ。

　買い目は本命チェイスザドリームから地方馬を除くすべての馬に流し、さらにジレトール、スズカコテキタイ、テイエムトッキュウについては縦目も押さえておこう。