昨年に引き続きレモンポップが逃げた。直線でも後続を寄せ付けずに２連覇なるかというところへ、後方から昨年の２着馬ウィルソンテソーロが追い込んできた。そして両馬並んだところがゴールだった。写真判定の結果、レモンポップがハナ差の勝利で２連覇となった。

　勝ったレモンポップは２年連続で南部杯を勝ってチャンピオンズカップに臨んだが「昨年の南部杯は完勝だったのが今年は辛勝だったので昨年ほどの勢いにないのが不安」という見解もあった。それは間違ってはいなかったが、結果として着順は昨年と変わらず２着ウィルソンテソーロとの着差が縮まっただけだった。レモンポップはこれで引退だが、どうにか有終の美を飾ることができた。ピークは昨年のこのレースだったと思うが、まだギリギリ余力が残っていた。いい時期の引退だろう。

　３着は昨年の３着馬ドゥラエレーデ。昨年と順番含めて全く同じ馬のワンツースリーだった。さらに、４着は昨年６着の我が本命馬ハギノアレグリアス。昨年の４，５着馬は今年は出走していないので、「昨年の同レース出走馬が昨年と同じ着順で１〜４着を占めた」ということになる。昨年の出走馬がそのまま上位を占めて、新興勢力が付け入る隙はなかった。

　予想は縦目を押さえただけだが馬連的中。同じ組み合わせで昨年は馬連290倍と荒れたのだが、今年は8.4倍と堅い結果だった。３着まで同じ組み合わせだったので、ついでに三連単を比較してみると、昨年の19027.2倍が今年は180.5倍と100分の1以下に下がった。