本命はマリーンＳを勝ってここに臨むナチュラルハイとする。マリーンカップの上位馬は毎年のようにエルムＳで活躍しているが、そのマリーンＳを勝っているこの馬に期待したい。札幌ダート1700mでも２勝を挙げており、コース適性も抜群だ。また、鞍上の永野騎手もこのコースが得意であり、単勝回収率は800%以上と非常に高いのも心強い。北海道のダートに強く、勢いもあるこの馬を軸に勝負しよう。

　相手筆頭はプロミストウォリア。マジェスティックウォリアー産駒は札幌ダート1700mと相性が良く、回収率も単複ともに100%を超えている。今回は中58週という１年以上の休養明けだが、過去に中62週で勝ったこともある馬なので長期休養明けもこなせるはずである。７歳だが休養期間が長かったのでキャリアは浅く、馬体の消耗も少ないだろう。前走の帝王賞は５着に敗れたが、その前は５連勝していた馬である。休み明け（＆年齢？）でやや人気を落としているものの、能力は高い。

　その他の馬では、このレースと相性の良いマリーンＳで３着だったテーオードレフォンと、重賞２勝の実績馬ミトノオーを押さえておこう。

　人気の一角（前売り１番人気）のドゥラエレーデは海外帰りというのが不安で、その割に人気になっているので消すこととする。もともと１番人気が不発なレースなので、押し出され気味で１番人気になっている馬は全く死角のない場合でない限り消したほうが良いだろう。