本命は２頭出し中村直也厩舎の一角ランバダ、じゃなかったラヴァンダとする。シルバーステート産駒は東京芝2000mで連対率41.2%と好相性である。この馬自身は東京どころか関東が初めてだが、このコースには適性があるだろう。前走は重賞だが格上挑戦であり、それまでは１勝クラスで惜敗続きだった。今回も格上挑戦となるが、オークス出走に向けてしっかりと権利を確保したいだろう。同厩舎のもう１頭エルフストラックも格上挑戦で東京は初めてだが、同馬の父カリフォルニアクロームの産駒は東京芝2000mは苦手としている。厩舎の勝負馬もおそらくラヴァンダだと思われ、エルフストラックを前に行かせてハイペースを作り出し、中団から後方につけたラヴァンダが府中の長い直線を活かして差して勝ちに行く戦法だろう。

　相手は内枠が有利なこのコースで最内枠を引いたバロネッサと、このコースとの相性がシルバーステート並みに良いリアルスティール産駒のトロピカルティーが中心だ。その他の有力馬にも手広く流しておこう。