本命はこのコースで２勝を挙げているコース巧者のウインピクシスとする。昨年のこのレースは３番人気で13着と人気を裏切る結果となったが、外枠のためテンで脚を使わされ、どうにか先行できたものの向正面で早めに他馬に来られてたので息を入れたら、直線では前をカットされる不運もあって展開が全く向かなかった。最後は無理をさせなかったので、着順は気にする必要がない。福島では距離こそ違え福島記念で牡馬相手に４着に好走しており、福島の芝とは相性が良い。昨年の雪辱と行きたいところだ。

　相手本線はこれまた福島巧者のエリオトローピオとする。福島では[3,1,1,0]の好走をしていて、３勝のうち２勝がこのコースと同じ芝1800mだ。今回は格上挑戦で、近走は３勝クラスでもパッとしない成績だが、福島では格上挑戦のリステッドレースで２着の実績もある。得意な福島での一発に期待したい。

　もう１頭、大穴級の馬としてピンクジンを狙ってみる。２勝クラスからの２段階格上挑戦だが、ダノンバラード産駒はこのコースと相性が良く、単勝回収率も375%なので一発の可能性がある。

　その他の馬にも、あくまで押さえであるが、可能性のありそうな馬に手広く流しておこう。