本命は昨年に引き続きシナモンスティックとする。昨年本命にしたら２着馬だった。昨年本命にした理由は厩舎２頭出しの人気薄の方だったということもあるが、父のジョーカプチーノ産駒がこのコースを得意にしているということもある。前者は今年は違うが、後者は今年も成り立つ。ジョーカプチーノ産駒は過去３年で札幌芝1200mの連対率が33%であり、回収率も単複ともに100%を超える。この馬自身も昨年２着に好走していてコース成績も[1,2,0,1]（いずれもオープン以上）と優秀だ。唯一の着外が前走のＵＨＢ賞16着（最下位）なので調子落ちしているのではと気になるところだが、そのせいで昨年にも増して人気がない。前走はうまく前に行けずに、直線では鞍上も無理をしていなかったので、着順や着差ほど調子が悪いわけでもなさそうだ。昨年２着なのに全く人気になっていないこのコース巧者を軸にしよう。

　相手は底を見せておらず函館スプリントＳを勝って勢いに乗るサトノレーヴと、昨年の勝ち馬で高松宮記念２着の実績馬ナムラクレアが中心。軸が人気薄ということもあり、その他の馬にも手広く流そう。