本命は阪神ジュベナイルフィリーズ４着のサフィラ。このレースはもともと前走阪神ＪＦ組が有利なレースであるが、その阪神ＪＦで離されたとはいえ４着という実績はこのメンバーの中では最上位だ。このレースと同じ東京芝1600mで行われたアルテミスＳで２着の実績もあり、コースも問題ない。阪神ＪＦでは１番人気を裏切る結果となってしまったが、ここでの巻き返しに期待しよう。

　対抗は前走ルメール騎手騎乗の馬を２頭出ししてきた木村哲也厩舎の馬のうちルメールを継続起用してきたアルセナール。厩舎２頭出しで勝負がかりと思われるが、ルメールを起用してきたアルセナールが厩舎の本線だろう。キャリアわずか１戦だが、このレースと同コースで勝っているのは好材料だ。

　もう１頭、前走阪神ＪＦ組のコスモディナーも狙いたい。ダノンバラード産駒はこのコースでの回収率が過去３年で単勝681%、複勝305%と非常に高い。穴を開けるとすればこの馬であり、このレースは前走阪神ＪＦの馬がよく来る傾向にあるレースデータも後押しをしている。