本命はこのレースと同コース同距離で行われたコスモス賞で７馬身差の圧勝をしたアスクシュタインとする。函館芝1800mの新馬戦を難なく勝ち、札幌芝1800mのオープンを圧勝というパフォーマンスを見せつけられたら、この馬には逆らえない。ここでも勝利はほぼ決まりだろう。また、ドゥラメンテ産駒自体が札幌芝1800mで勝率31.3%、単勝回収率201%と優秀な成績を収めている。前売り１番人気だが２倍前後の圧倒的な人気になると思いきや、割れた人気の中でなんとなく結果的に１番人気になっているという感じだ。この時期の２歳戦は横の比較が難しく変わり身も大きいので特定の１頭に人気が偏るということは少ないのだが、はっきりと力の違いが示されている馬が割れた人気の一角とは１番人気とはいえ美味しいオッズだ。本命はこの馬で決まりである。

　相手本線は同じドゥラメンテ産駒のファイアンクランツ。コース巧者ドゥラメンテ産駒であり、この馬自身札幌芝1800mできっちり勝っている。本命馬とのワンツーを期待しよう。

　その他の馬ではマジックサンズ、マテンロウサンといった前走北海道の芝1800mの新馬戦を勝ち上がってここに臨む有力馬を押さえておく。

　買い目はアスクシュタインが軸で、逆転もありそうなファイアンクランツは馬連、押さえの２頭は馬単頭流しとしよう。