人気が割れていて確たる中心馬が不在なメンバー構成だが、本命はサクラトゥジュールとする。メンバー中唯一の前走重賞勝ち馬である。昨年のこのレースは６着に敗れたが、今年はやや間隔は開いたものの重賞を勝って勢いに乗っている。舞台が東京から新潟に変わるが、左回りで直線が長くコーナーの数が２つという似たようなコースなので問題ないだろう。また、鞍上の佐々木大輔騎手はこのコースが得意であり、単勝回収率はなんと847%。馬券的にも期待できそうだ。

　相手本線はジュンブロッサム。前走３勝クラスを勝っていてオープン入り緒戦だが、新潟芝外1600mでは２戦２着２回とコース相性が良い。重賞でも勢いで突破できるだろう。

　穴として狙いたいのがジュンブロッサムと同じ友道厩舎のラインベック。昨年のこのレースで３着の実績があるが、その割に人気がない。厩舎２頭出しは人気薄を狙えという格言もあるので、一発のありそうなこの馬も狙ってみよう。

　その他の馬では、ディスペランツァ、ロジリオン、パラレルヴィジョン、ディオ、トゥードジボンといった人気どころに流しておこう。