雪の影響の可能性があったので前売り発売は中止されていたが、予定通り開催されることになったので予想と行こう。ダート変更ならテイエムリステットとゼルトザームが狙いだったのだが、予定通り芝での開催となったので、この２頭は無印とする。

　確たる中心となる馬がおらず混戦模様なこともあり、消去法で絞り込もう。

• 前走未勝利戦
• 前走ダート
• 前走新馬戦を２番人気以下で勝利
• １勝クラスを勝てていない

　先に挙げた「消し」の条件はいかにもここでは苦戦しそうな条件だが、さらに意外な傾向がある。川田騎手の騎乗馬はシンザン記念では無条件で消せるのである。実は川田はこのレースが苦手で、デビュー以来11戦で１番人気が２回あるにもかかわらず、馬券圏内は22年の３着のみである。しかも、唯一馬券になった22年は中京開催だったので、京都で行われるシンザン記念は川田にとっては鬼門なのである。というわけで、ノーブルロジャーは消せる。

　さらに、メイショウサチダケは同コースで行われたデイリー杯２歳Ｓで凡走しており、特に推せる材料もないので消すこととする。

　ここで残ったタイキヴァンクール、アルトゥーム、ショーマンフリートに、前走未勝利戦であるものの勝ちっぷりが圧巻だったエコロブルームを加えた４頭のボックスで勝負しよう。印は人気がなさそうな順に重い印を打った。