ダービーからの直行組が好走率が高く、また、人気で決まりやすい傾向のレースである。たまに１勝クラス等から連に絡む馬が出るが、それは人気の場合に限られている。今年はダービー組が上位人気を占めるので、そのダービー組を中心にしよう。

　本命はアーバンシックとする。今回はルメール騎手がスティンガーグラスというお手馬がいるにもかかわらず、あえてテン乗りでアーバンシックに乗ってきた。これは勝負がかりと思われる。スティンガーグラスはデビュー前から注目されていた馬だが、ルメールがアーバンシックに乗ってきたので今回はそちらを狙おう。ダービーは後方のまま11着に敗れたが、４番人気に支持されるほどの力のある馬である。このレースはダービー上位組よりもダービー上位人気組の方がより好走率が高いので、この馬を本命としよう。

　相手は皐月賞２着でダービー６着のコスモキュランダ。春のクラシックの成績は本命馬よりもこちらが上であり、実績はメンバー中最上位である。騎手を決め手としてアーバンシックを本命としたが、この馬も力は互角かそれ以上である。

　人気２頭を狙うことになったが、もともと堅く収まる傾向にあるレースなので、素直にその２頭の馬連一点勝負としよう。