本命は２頭出し木村哲也厩舎の一角でルメール騎手が騎乗するウンブライルとする。木村厩舎のもう１頭のアヴェラーレも昨年５月まではルメールが騎乗しており、最近は別の騎手が騎乗しているものの主戦はルメールと思って良い。「厩舎２頭出しは人気薄を狙え」と言われるが、この２頭の場合は人気だがルメールを起用してきたウンブライルのほうが勝負馬だろう。このレースと同じコースで行われたＧＩ・ＮＨＫマイルカップで２着に好走しているコース適性や実績が魅力である。唯一の不安材料はＮＨＫマイル以来の休み明けということだが、ルメール起用ということでここで勝負になるように仕上げてきているだろうから問題ないだろう。

　相手本線は秋華賞２着からの参戦のマスクトディーヴァ。このレースは牝馬の好走が多く、前走エリザベス女王杯の馬がいたら鉄板なのだが、今年はいないので秋の牝馬ＧＩの好走馬であるこの馬を狙ってみる。マイルさえこなせれば充分勝ち負けになりそうだ。

　その他の馬では、リピーターが多いレースということで昨年の勝ち馬のウインカーネリアン、昨年は展開に恵まれず４着止まりだったものの１番人気に支持されていた実績上位のジャスティンカフェを押さえておこう。