本命はマーガレットＳ勝ち馬のポッドベイダーとする。デビューから５戦してレース中に落鉄した9月のシンガポールターフクラブ賞以外は連を外したことがない堅実さと完成度が魅力だ。マーガレットＳ連対馬は同コースで行われるこのレースでも好走することが多く、軸はこの馬で決まりだ。１番人気になるかと思っていたらこれを書いている時点でウイントワイライトに次ぐ２番人気だ（人気が割れていてあまり差はないが）。思ったほど一本かぶりの人気になっていないのもおいしい。

　前売り１番人気のウイントワイライトはシュタルケ人気で１番人気となっているようだが、レイデオロ産駒はこのコースで４戦してすべて着外と苦手にしているので消すこととする。人気がなかったら押さえたのだが、人気なら買えない。相手は他の馬を狙おう。

　相手本線は前走京都の橘Ｓ勝ちのムイ。相手が強く距離も長かったニュージーランドＳ以外はデビュー以来負け無しだ。

　その他の馬ではここ３走はＧＩ、ＧIIで相手が強くて結果を残せていないがファンタジーＳを勝った実績のあるダンツエラン、京都初見参だがこのコースが得意なビッグアーサー産駒のカンシンを押さえておこう。