本命はマルガ。白毛馬ということで過剰人気になりがちな馬だが、新馬戦は３馬身差でレコードのおまけが付く圧勝であり、また、モーリス産駒はこのコースを得意としており回収率も単複ともに100%を超えているので人気でも逆らえない。姉にソダシやママコチャといったＧＩ馬がいる母系の血統も魅力である。そもそも日本の白毛の祖とも言われるシラユキヒメの牝系はコンスタントに重賞馬を出す優秀な牝系である。人気だがこの馬を軸にしよう。

　相手本線はフィロステファニ。父エピファネイアはモーリスと同じくロベルト系の種牡馬だが、この種牡馬もまた東京芝1600mを得意としている。皐月賞馬ソールオリエンスの妹という良血でもある。鞍上の川田騎手はこのコースで連対率が過去３年で37%と非常に得意にしているのも心強い。

　もう１頭、穴っぽいところでミツカネベネラを押さえておく。本命馬と同じモーリス産駒であり、津村騎手のこのコースでの単勝回収率は600%を超えている。データ的に期待値が高いので押さえておこう。