今年から宝塚記念の日程前倒しに伴ってか、日程が約１ヶ月前倒しとなった。宝塚記念だけではなく安田記念のステップとしても機能する可能性がある。

　本命は当該コース２戦２勝のドゥラドーレスとしよう。菊花賞４着という実績を考えると距離が伸びて強いタイプの馬に思われるかもしれないが、1800mもこなせる馬で、現に東京芝1800mでは無敵である。長期休養明けの前前走こそ惨敗したものの、それ以外は安定した成績であり重賞でも上位で活躍している。休養期間が長かったが前走で完全復活を遂げたこの馬を本命としよう。

　対抗は同じく当該コース２勝のダノンエアズロック。相手が強かった毎日王冠は敗れているものの、このコースでは実績がある。前走は人気を裏切る形となったが、リフレッシュした今回は実績のあるコースであることから、改めて期待しよう。

　もう１頭、このコースで重賞勝ちのあるシュトラウスを押さえておこう。東スポ杯２歳Ｓを勝って以降しばらく低迷が続いたが、ここ２戦は復調気配であり、単なる早熟馬ではない。白富士Ｓを勝った勢いで重賞制覇と行きたいところだ。