本命はダイヤモンドノット。鞍上のルメール騎手はこのレースで過去10年【4・0・0・2】と好相性でこれは外せない。デビューから２戦は勝ち切れなかったものの、距離が1400mに延びた３戦目の未勝利戦では３馬身差の完勝。前走も同距離のオープンで２着と安定感を見せており、ここは人気でも軸はこの馬で決まりだ。

　本命馬以外で人気を集めるシュペルリングは、前走の新馬戦を辛勝しただけの内容で人気ほどの信頼は置けない。さらに、このレースでは距離短縮組の成績が芳しくない点もマイナス。レッドスティンガーも前走で条件戦を勝ち切れなかった割に人気を集めており、こちらも評価を下げたい。もともと堅く決まらない傾向のレースなので、これらの馬は「消し」とし、穴っぽいところを相手に押さえよう。

　相手本線はミルトベストとする。キャリア１戦ながら、前走の新馬戦（芝1400m）を２馬身差で快勝。経験は少ないが能力は高そうな馬であり、勝ったレースと同距離の1400mなら重賞でも狙える。

　もう１頭はユウファラオを狙ってみよう。オープンで２着や３着に善戦しており、すでに重賞経験があるのも強みだ。展開ひとつで上位を狙える。