ダービー上位馬で順当に決まりそうなメンバー構成である。本命はダービー５着のエリキングとしよう。デビューから３連勝で重賞を制して力のあることが示されたが、その後に骨折で休養。皐月賞は骨折休養明けで力を出せなかったが、一叩きしたダービーで５着と復活の片鱗を見せた。キズナ産駒は阪神芝2500mでは48.3%の連対率を誇り、回収率も単複ともに100%を超えている。阪神初見参だが、高いコース適性に期待できそうだ。

　相手はダービー３着のショウヘイ。サートゥルナーリア産駒もサンプル数は少ないもののこのコースでの連対率が50%と得意としており、回収率も単複ともに100%を超えている。川田が選んだ馬ということでエリキングの方を本命としたが、この馬も能力やコース適性は遜色ない。むしろダービーでは先着しているぐらいである。

　人気の２頭が血統的にコース適性がかなり高いと思われ、そもそも堅く収まる傾向にあるレースなので、無理に穴は狙わず、その２頭の馬連一点で勝負しよう。