荒れることの多いローカルハンデＧIIIで人気がかなり割れており、正直どの馬が来ても全くおかしくないメンバー構成である。というわけで穴狙いだ（ただし人気が拮抗しているためどれだけ荒れても極端に大きな配当にはならないが）。

　本命は連闘で臨むラケマーダ。これを書いている時点でビリ人気である。それでも単勝は50倍もいかない「普通の穴馬」だ。アメリカンペイトリオット産駒は小倉芝1800mで連対率30%超と相性が良く、回収率もメンバーの父の中で唯一単複ともにプラスである。前走はオープン特別で９着だったが、太め残りであり、一叩きしてここに臨むのが狙いだったのだろう。そこで惨敗するとここでのハンデも軽くなるだろうし。臨戦過程からハンデ重賞のここで勝負しに来ていると思われる。小倉初見参だが、父の産駒のデータからこのコースでは激走があるはずだ。

　相手は冒頭「どの馬が来ても全くおかしくない」と書いた通り、総流しとする。馬連だけではなくワイドも押さえておこう。