ダービーの後に行われる最終レースである。ダービーが当たったらここでさらに増やそう。ダービーがハズレたらここで一発逆転だ。堅い傾向にあるダービーとは対象的に毎年のように荒れるハンデ戦である。穴党の人にとってはダービーよりもこちらが勝負だ。

　本命は昨年同コースで行われたアルゼンチン共和国杯の勝ち馬ハヤヤッコとする。このレースは前走日経賞組が毎年のように連に絡むので軸は日経賞組を狙いたいが、日経賞組で来るのは前走７番人気以内に限られる。その時点で２頭に絞れるが、キングカメハメハ産駒の東京芝2500mでの過去３年の成績が勝率33%、単勝回収率429%と秀逸なので、ハヤヤッコを軸としよう。種牡馬成績だけではなく自身もアルゼンチン共和国杯を制している。９歳という高齢なことと59kgのハンデが気がかりだが、昨年秋にＧIIを58.5kg勝っているので衰えはなく斤量もこなせる。ハンデ戦では重斤量の高齢馬は消すのがセオリーだが、この馬は例外でそれは当てはまらない。アルゼンチン共和国杯に続く一発に期待しよう。

　本命ハヤヤッコは前売り３番人気なのだが、馬連総流しでも元が取れる。荒れるハンデ戦なので総流しとしよう。○以下の印は配当の高い順に打っておく。