混戦模様だが本命はサトノレーヴとする。重賞連勝で臨んで１番人気に支持されたスプリンターズＳでは７着に敗退したが、続く香港スプリントで日本馬最先着の３着に好走した。近年の高松宮記念は香港スプリントからの直行場の活躍が目立つが、その中でも最先着であることは心強い。香港カップでもモレイラ騎手の好騎乗も好走の要因だったが、そのモレイラが継続騎乗することとなった。モレイラがこの馬に乗りたくて日本遠征を決めたのかどうかはわからないが、香港でこの馬に乗って手応えがあったので今回も乗ることとしたのだろう。この馬にとって中京は初めてだが、ロードカナロア産駒は中京芝1200mでの回収率が高く単複ともに100%超なのも魅力だ。

　相手は、昨年のこのレースで１番人気に支持され道中の骨折で結果を出せなかったが後にスプリンターズＳを勝ったルガル、昨年のこのレースの勝ち馬マッドクール、このレース２年連続２着のナムラクレア、このレースと相性の良いステップであるシルクロードＳの唯一の出走馬（しかも勝っている）エイシンフェンサーとしよう。