今年の日経新春杯は中京芝2200mで行われる。そこで、同コースで行われた神戸新聞杯を勝ったメイショウタバルを本命としよう。神戸新聞杯の他に毎日杯も勝っており、重賞２勝という実績はこのメンバーではトップクラスだ。前走の菊花賞では距離が長い上に展開にも恵まれずに結果を出せなかったが、実績のあるコースに戻る今回は見直しが必要だ。中京の長い直線でも逃げ切ってしまうほどスタミナが豊富な馬なので期待しよう。このレースは４歳馬の活躍が目立ち、その４歳馬の中でも最も実績のあるこの馬を本命としよう。

　相手本線はダービー４着以来の出走となるサンライズアースとする。ダービーからの直行組は過去10年で２戦２勝とサンプル数は少ないものの出てくれば要注意だ。特にこの馬はダービーで４着に好走しているので狙い目である。キャリアは浅いが近親にヴィルシーナやシュヴァルグランがいる良血に期待しよう。

　その他の馬ではこのコースでの勝率が60%を超える川田騎手が騎乗する３連勝中の上がり馬ヴェローチェエラに期待。それからもう１頭の４歳馬で菊花賞４着のショウナンラプンタ、古馬勢からはハンデ戦では狙い目となる斤量が「.5」のホールネス、ロードデルレイ、サトノグランツ、キングズパレスといったところを押さえておこう。ただし「.5」の馬でもヴェルトライゼンデは８歳と高齢であり、このレースは７歳以上の馬はことごとく馬券圏外なこととハンデ戦で重ハンデの高齢馬は凡走傾向が強いことから消しとする。