本命は一昨年のこのレースの勝ち馬で昨年は４着のママコチャとする。６歳となった今年はオーシャンＳを勝つとその後すべて馬券圏内という安定ぶりで、前走のセントウルＳも２着と悪くない内容だ。中山芝1200mではＧＩを含む重賞を２戦２勝とコース適性もあり、近走の安定ぶりを見ると軸として信頼ができる。血統はダート血統っぽいが、この母系からは近年はソダシのような芝馬も出ており、この馬自身芝の短距離で実績のある馬なので問題ないだろう。ママコチャの２年ぶりのスプリンターズＳ制覇に期待しよう！

　対抗は穴っぽいところで中山芝1200mで３戦３勝のコース巧者ジューンブレアを狙う。重賞勝ちはないものの、ここ２走ＧIIIで勝ち馬と差のない２着である。今回は相手が強くなるが、コース適性に期待しよう。

　単穴は昨年の覇者ルガル。それ以降海外遠征が中心ということもあり勝てていないが、昨年勝っているし能力もある馬なので侮れない。海外遠征帰りなので割り引いたが、相手では十分狙える馬だ。

　その他の馬では、王道ステップのセントウルＳを勝っているカンチェンジュンガ、スプリンターズＳ２年連続３着で高松宮記念３年連続２着のナムラクレア、モレイラ騎手騎乗でここ２戦海外で好走している高松宮記念馬サトノレーヴ、香港から参戦してきた実力馬ラッキースワイネスを押さえておこう。