バックナンバー(1/31-3/7)
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阪神 | 読売マイラーズカップ (G II) | 芝1600m | |||||||||
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5歳上別定 | |||||||||||
今週は土曜日がチューリップ賞、日曜が弥生賞とクラシックのトライアルレースが始まる季節である。トライアルが始まると、春もそこまでやってきたという気分になってくる。まあ、私にとっては重賞が季節を感じるためのパラメータの一つになっているのだが。4歳戦のトライアルはクラシックを占う上で結果が重要かもしれないが、今週はメンバーも豪華で予想のしがいがあるマイラーズカップの予想をすることにする。 見所といえばキョウエイマーチ、ファレノプシスの桜花賞馬対決。牝馬限定とはいえ阪神1600mで行われるG1を勝っているのだからコース適性はあるはずだ。 G1馬といえばマチカネフクキタルもいる。勝ったG1は菊花賞という長距離レース。しかし、血統的にはもっと短いところを得意とする馬であり、マイルも守備範囲である。長らく不調だたが前走の京都記念(エモシオンの2着)で復活の兆しが・・・。 さらに、マイルCSでタイキシャトルの2着だったビッグサンデーやマイルでは8戦して連を外したことのないケイワンバイキングが有力所である。 阪神1600mといえば、スタートしてすぐにカーブがあり、先行争いが激しくなるコースである。しかし、上記の有力馬達はすべて前にいく馬である(フクキタルは自在性があるが、距離や体調面で多少不安があるし)。おそらくキョウエイマーチが飛ばし先行馬が多いのでペースは早いだろう。そこで、先行馬が崩れると台頭して来そうな馬を狙おう。 軸はナリタプロテクター。阪神コースとは相性が良く、特に阪神の1600以下では[3,1,1,1,]という好成績。激しい先行争いで消耗した馬たちの間に入っていくだろう。連の相手は前述の有力馬達。
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買 い 目 |
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結 果 |
1着 | エガオヲミセテ | 配当 4280 | ||||||||
2着 | キョウエイマーチ | コメント | |||||||||
2/28 |
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中山 | 中山牝馬ステークス (G III) | 芝1800m | ||||||||||
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5歳上牝ハンデ | ||||||||||||
2/28日は私の誕生日である。JRAは私に誕生日プレゼントとして当たり馬券をくれるのだろうか? 実績・実力ともにメジロドーベルが抜けている。もしこれがハンデ戦ではなく定量戦だったらメジロドーベルが楽勝するだろう。なにせ、牝馬限定の重賞だと敵はいないのだし。しかし、彼女のハンデは58.5kg。他の馬は最高でも54kgである。これだけのハンデをつけたら他の馬にもチャンスはあるのではないだろうか? 今週から直線の長い東京・京都の開催に代わって中山・阪神での開催である。そこで、長い直線に慣れた騎手が仕掛けるタイミングを間違える可能性があるので、差し・追い込み馬よりも、逃げ・先行馬が有利であるだろう。この中山牝馬Sも前に行く馬が活躍するというデータがある。
過去のデータでいうとローテーションとしては京都牝馬特別組が有利なようだ。しかし、京都牝馬特別の勝ち馬マルカコマチには距離延長、斤量増、直線の坂と不利な条件が揃った。逆に京都牝馬特別2着の 相手にはメジロドーベルの他に、芝を使うようになってから素質の開花したサクラアカツキ、1800mは7戦6連対のハナノメガミといったハンデに恵まれたの先行馬が狙い目である。ナギサからの流しだけではなく、サクラアカツキ - ハナノメガミも押さえておこう。
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買 い 目 |
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結 果 |
1着 | ナリタルナパーク | 配当 2720 | |||||||||
2着 | メジロドーベル | コメント | ||||||||||
2/20 |
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東京 | ダイヤモンドステークス (G III) | 芝3200m | ||||||||
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5歳上ハンデ | ||||||||||
このレースはファイター南井の最後の重賞となる。その南井が騎乗するインターフラッグだが過去2走の成績(ステイヤーズS1着、万葉S2着)を見ると今回も期待ができるだろう。しかし、南井の最後の重賞というだけあってそれ以上に人気を集めそうである。中山牝馬Sでは過去にかなり例があるが、引退する人気騎手が人気を背負いあえなく轟沈というケースが非常に多い。だから、人気過剰なインターフラッグは切る。レースの結果はダイヤモンドほどには堅くないということを期待しよう。 かといって長距離戦は実力がなければ勝つのは難しい。だから、ハンデ戦とはいえ過度な大穴狙いは避けよう。 狙い馬は菊花賞こそ惨敗したもののその後2500mで2連勝と勢いに載るタヤスメドウ、堅実派エーピーランド、名前通り東京ではよく走るトキオエクセレント、万葉Sを逃げ切ったタマモイナズマの4頭。トップハンデ馬ユーセイトップランは優勝した去年のこのレースほどの調子はなさそうだが、ハンデは2キロ増なので消し。 結果的に8枠2頭の人気馬を切ったが、今週から仮柵が取れて俗に言うグリーンベルトが出現予定。外を回るには不利な条件である。
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買 い 目 |
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結 果 |
1着 | タマモイナズマ | 配当 13420 | |||||||
2着 | ロングワールド | コメント | ||||||||
2/14 |
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京都 | 京都記念 (G II) | 芝2200m | |||||
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5歳上別定 | |||||||
エモシオンが本命。有馬記念こそ惨敗だったが、年明けの日経新春杯ではメジロブライトの2着。いよいよ本格化だ。相手が弱化するここでは負けるわけにはいかないだろう。 問題は相手だ。連の相手にはサイレントハンター。この馬も前走G2で2着。少頭数でスローペースが予想されるため、ここは楽に逃げられるだろう。距離も2200までなら大丈夫だろう。 人気をかぶりそうなステイゴールドは切る。有馬記念でも3着と復活のように思えるが、この馬はG1で3連続2着という記録を作り出したものの、G2よりもG1のほうが成績がいいのである。本番に強いタイプなのだろう。しかも「過去5年の連対10頭のうち9頭が重賞ウィナー」という点からも消しである。この馬は重賞どころか、準オープン・オープンで勝ち星がない。 それから唯一のG1ウィナーとして人気になりそうなマチカネフクキタルも、まだ完全復調とはいえない様なので見送る。単なる早熟である可能性もあるし。
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買 い 目 |
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結 果 |
1着 | エモシオン | 配当 610 | ||||
2着 | マチカネフクキタル | コメント | |||||
1/31 |
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東京 | フェブラリーステークス (G I) | ダ1600m | ||||||||
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5歳上定量 | ||||||||||
1月に行われるのにフェブラリーS。4月に皐月賞が行われるのと同じぐらい違和感がある。何故JRAはこの時期にフェブラリーSをずらしたのか?ドバイWCの選考に間に合わせるためとか川崎記念に喧嘩を売るためとか言われてるが、実は2ヶ月ぶりの東京開催の開幕週に持ってきたいだけなのではないだろうか?夏休み明け初の府中の初日の毎日王冠が客が入るのと一緒で、夏休み明けほどではないにしても馬に飢えた、府中をホームグラウンドにする馬券師達が、禁断症状を鎮めるべくこぞって大挙する日に行い、観客動員を増やし、このレースがG1であるということの必然性を正当化したいのだろう。 前置きが長くなったので予想といきましょう。G1になってから荒れているレースであるし、グルメフロンティアでさえ勝ってしまうのだから、別にダート専用馬にこだわることはないだろう。また、人気もあまり気にしないほうがよさそうだ。 というわけで、本命はキョウエイマーチ。ダート適性が無いように思われているが、実は2戦して大差、10馬身差で勝っている(ただし、新馬、500万だが)。母父がブレイヴェストローマンであり、ダートの鬼であることも考えられる。いくら勝った重賞が牝馬限定戦とはいえ97年のマイルCSはタイキシャトルの2着に来ている。かの馬鹿逃げ馬(念のために書いて置くが「馬鹿 逃げ馬」ではなく「馬鹿逃げ 馬」のつもりでこう表現している)サイレンススズカに一度も前をいかれることなく、次元の違う馬タイキシャトル以外の馬に勝っているのだ。芝とダートの違いこそあれ距離適性もあるということだし、マイルCSと比べたら相手も弱化している。 その他ではエムアイブラン。ウインターSでマチカネワラウカドに負けてはいるものの、安定性という意味でこちらを推しておく。ワラウカドほどは人気にならないだろうし。 それから昨年の一番人気タイキシャーロック。昨年は5着だったが、その後安定した走りを見せており、8歳だが衰えは感じない。人気が落ちるであろう今年は買い時か。 そして、フェブラリーSと言って忘れてはならない男、岡部幸雄。今年はシャドークリークで参戦。あまり新聞では印のついていない穴馬だ。障害帰りで前走は名前が話題になった(笑)牛若丸ジャンプS。障害を使って落ち着きが出てきた今回は狙ってみる価値あり。あのダートの鬼ホクトベガにしたって障害練習のお陰であそこまで強くなったのだし、この馬も以前平地を走っていた時とは別の馬になっている可能性も大である。ちなみに岡部はフェブラリーSだけが注目されるが、東京ダート1600mはかなり好走するんだよな。コースを知り尽くしているとしか思えないほど。 地方代表馬のメイセイオペラだが、人気がかぶりそうだし、大井などで活躍しているものの、笠松、南関東以外の地方馬はいまいち信用できないので今回は消し。
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買 い 目 |
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結 果 |
1着 | メイセイオペラ | 配当 3720 | |||||||
2着 | エムアイブラン | コメント | ||||||||