プロは馬券でメシを食う?

バックナンバー(4/11-4/25)

4/25

東京 ニュージーランドトロフィー4歳ステークス (G II) 芝1400m
4歳定量

 NHKマイルCの前哨戦。NHKマイルCが設立される前は1600mだったが、前哨戦となってからは1400mで行われている。どうせなら1600mのままにすればいいのにね。

 本命はエイシンキャメロンでしょうがないだろう。朝日杯3歳Sでは現在骨折休養中のアドマイヤコジーンの2着。その後も順調に来ており、デビュー以来6戦連続連対している。逆らう要素は特になく、軸はこの馬で決定である。

 エイシンキャメロンと共に人気になりそうなのがマチカネキンノホシ。しかし、4ヶ月ぶりの出走であり、4戦して連対したのが1800mの新馬戦と2000mのラジオたんぱ杯であり、1400mという距離は短いのではないだろうかという不安がある。

 キャメロンの相手は、ここで賞金を稼いでNHKマイルC出走を確実にしておきたい本賞金800万の実力馬ザカリヤ。1400mまでならどうにかなりそうなエターナルビート。そして、穴っぽいところで芝で活路を見出したいタイキトレジャーも押さえておこう。





エイシンキャメロン ザカリヤ2500pts
エターナルビート2000pts
タイキトレジャー500pts

1着ザカリヤ配当 12300
2着ジュエリーソードコメント

京都 シルクロードステークス (G III) 芝1200m
5歳上別定

 G3の割には豪華なメンバーとなったこのレース。言わずと知れた高松宮記念の前哨戦である。豪華なメンバーがそろったが休養明けのシンコウフォレスト、マサラッキは消しておこう。

 やっと台頭してきたNHKマイルC2番人気馬(結果は15着だが)トキオパーフェクト。スプリンターズSこそ惨敗だったが、それは休養明けが響いてのもの。淀短距離Sを57キロの斤量で制しておりスプリント戦ならかなり信頼してよいだろう。

 そして昨年のスプリンターズSでタイキシャトル、シーキングザパールの2頭を下したマイネルラヴ。成績にムラのある馬だが、その実力は侮れない。

 更に昨年は骨折で棒に振ったアグネスワールド。あのヒシアケボノの弟ということで血統敵には名スプリンターである。兄は早熟だったが、この馬はずっと休養してそれほど使われているわけでもないので、5歳の今ならまだその潜在能力も発揮できるだろう。

 かなり堅めになるが、この3頭の3角買いといこう。




トキオパーフェクトマイネルラヴ2000pts
トキオパーフェクトアグネスワールド
マイネルラヴアグネスワールド1000pts

1着マイネルラヴ配当 1340
2着アグネスワールドコメント
的中 : 1000 x 13.4 = 13400pts

4/18

中山 皐月賞 (G I) 芝2000m
4歳定量

 中山メイン芝(内)2000m。土曜日はエイプリルステークス。そして日曜日は皐月賞だ。何故か4月に行われる皐月賞。競馬フリークの中には皐月は4月のことだと勘違いしている人もいた。4月は皐月ではなく卯月なのだが。

 さてこの皐月賞。ここ5年で連対した馬を見るとブライアンズタイム産駒やサンデーサイレンス産駒、いわゆるヘイルトゥリーズン系の活躍が目立っている。ヘイルトゥリーズン系といえばSSやBTにばかり目がいくがマイネルプラチナムの父シルヴァーエンディングもヘイルトゥリーズン系の種牡馬である。きっとSSやBTと同様の特性があるだろう。昨年の北海道シリーズで活躍したが、その後骨折で棒に振った。しかし、復帰後の若葉Sで見事に復活し、単なる早熟ではないことをアピールした。皐月賞は若葉S組が 活躍することが多い。弥生賞組ばかり注目されているが、弥生賞組とは直接対決がないだけに、弥生賞上位馬より弱いと決めつけるわけにはいかない。人気の盲点になるマイネルプラチナムを本命とする。

 相手にはベガの初仔で超良血のアドマイヤベガ。そして、そのアドマイヤベガを弥生賞で下したナリタトップロード。これら弥生賞上位2頭は侮れないだろう。そして穴狙いで、2000mの毎日杯を圧勝し、目下3連勝中のテイエムオペラオーを狙おう。





マイネルプラチナムアドマイヤベガ2000pts
ナリタトップロード2000pts
テイエムオペラオー1000pts

1着テイエムオペラオー配当 6730
2着オースミブライトコメント

4/11

中山 中山グランドジャンプ (G I) 芝4100m
5歳上定量

 障害レースにグレードがついて初めてのG1である。先週からジャンプレースには専用ファンファーレが設けられたが、G1のファンファーレが中山競馬場に鳴り響くのはこれが初めてである。といっても中山以外の競馬場に鳴り響くことはないのか。

 日本一の難易度の中山の大障害コース。スピードだけで押し切る馬には不利であり、豊富なスタミナと巧みな飛越センスが要求される。ということはコース適性が大事であるだろう。というわけで本命は昨年の中山大障害(秋)の覇者ビクトリーアップ。前走の阪神SJで惨敗したので人気は下がるだろうが、中山大障害ということで見直そう。

 逆に阪神SJの覇者ファイブポインターは消し。理由は阪神でしか走らないから。コース適性を考えると狙えない。

 ビクトリーアップの相手は中山でこそ実績がないが実力馬ゴッドスピード、昨秋の中山大障害2着馬メジロファラオ、京都大障害勝ち馬イチバンリュウ。それから11歳という年齢が気になるが堅実なケイティターガーも押さえ。

 今年から定量戦ということで、実績馬に有利な展開になることは間違いない。





ビクトリーアップ ゴッドスピード2000pts
メジロファラオ1000pts
イチバンリュウ1000pts
ケイティターガー1000pts

1着メジロファラオ配当4550
2着ケイティタイガー観戦記

阪神 桜花賞 (G I) 芝1600m
4歳定量

 毎年このレースがやってくると「春が来たな」という実感が沸いてくる。どうでもいいが桜花賞にサクラの馬が出ていたのは私の記憶にはない。菊の季節にサクラが満開になることはあっても、桜の季節にサクラが満開になることはないのだろうか?今年は素質馬・実力馬といわれる馬が何頭もいて大混戦の模様を呈している。

 このレースのキーポイントはスティンガーの取捨にあるだろう。来ても来なくても「やっぱりなぁ」と言う声が聞こえて来そうである。無敗の3連勝で阪神3歳牝馬Sを制覇。鞍上は桜花賞を勝てば8大競争全制覇となる岡部幸雄であり、心情的にも馬券を買いたくなる人もいるだろう。しかし、問題は阪神3歳牝馬Sからぶっつけで桜に挑戦するということである。やはり鉄砲であるし、この馬の陣営はすでにNHKマイルを視野にいれているのでここは単なる叩き台である可能性が強い。それでいて人気になりそうなので「消し」である。

 狙い目は「牝馬の河内」騎乗のゴッドインチーフ、牝特を圧勝したフサイチエアデール、そして意外に来ることが多い「G1での武豊からの乗り代わり馬」トゥザビクトリー。この3頭。

 その他の有力馬はおそらく逃げるであろうエイシンルーデンスは「魔の桜花賞ペース」とよばれるハイペースに沈みそうなので消し。ウメノファイバーは府中以外では走らなさそうなのでこれも消し。





ゴッドインチーフフサイチエアデール2000pts
ゴッドインチーフトゥザビクトリー1000pts
フサイチエアデールトゥザビクトリー1000pts

1着プリモディーネ配当1940
2着フサイチエアデールコメント

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