バックナンバー(10/10-10/31)
10/31 |
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東京 | 天皇賞・秋 (G I) | 芝2000m | |||||||||||||||
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4歳上牡・牝 | |||||||||||||||||
スタートしてすぐにカーブに突入する東京芝2000mコース。枠の内外で有利不利が大きいいわくつきのコースである。特に逃げ馬は内枠の方が有利である。また、2週間存在した仮柵が取り払われ、内ラチ沿いに2週間使われていなかった芝の生え具合の良い部分、俗に言うグリーンベルトなるものが登場する。ますます、内をついて先行する馬が有利である。 おそらくハナを切るであろうアンブラスモアが内枠となった。その1頭外にはこれまた逃げ馬のサクラナミキオーがいる。この2頭が内をついて上手くグリーンベルトを利用すれば有利な展開に持ち込めるだろう。しかし、この2頭ではグリーンベルトの恩恵がもろに影響する正面の直線に到達する前に終わってしまっている可能性が大である。他の逃げ馬であるサイレントハンターも往年の力はないと見ていい。クリスザブレイヴは連勝中でありそれなりに期待できるかもしれないが、所詮ローカル場所のオープン特別を勝っただけの馬。過去10年の連対馬で重賞勝ちが無いのは昨年のステイゴールドだけ。重賞勝ちかG1での連対がこのレースで連対する必須条件である。荒れるイメージがあるが、「格」は必要なレースなのである。 本命は「逃げ馬」というイメージのあるセイウンスカイ。札幌記念では差す競馬をして逃げ一辺倒ではないことが証明できた。今回は逃げそうな馬が多いので上記の馬達の後ろへつけてレースをするだろう。そして、うまく4コーナーで先頭に立ちグリーンベルトに乗っかればよい。札幌記念以来の鉄砲だが、エアグルーヴもこのローテーションで成功しているので、ローテーション的にも問題ないだろう。「1番人気は来ない」というジンクスがあるがおそらく今年は人気が割れるだろう。セイウンスカイが押し出されて1番人気になるかもしれないが。配当的においしくないぐらいの1本かぶりの1番人気馬なら切るところだが、今年の場合かぶりすぎた1番人気馬は出ないだろうから、別に1番人気かどうかは気にせず買う。もし当日オッズを見て単勝2.5倍以下なら軸を再検討するが。 相手は、毎日王冠でグラスワンダーにハナ差まで迫ったメイショウオウドウ。そのメイショウオウドウを朝日CCで破り、その後の京都大賞典をも制覇したツルマルツヨシ。堅実派メジロブライトもハイペースで前が崩れれば台頭してくるかもしれない。さらに距離経験がないが、休養明けの実績もあり府中コースにも強いエアジハードも押さえておく。意外に人気の盲点となっていそうなのが昨年2着馬ステイゴールド。この馬は前にも書いたがG3やG2よりG1の方が好走する「本番に強い馬」である。 昨年はこの天皇賞でオフサイドトラップが屈腱炎を乗り越えG1馬となった。それと像がダブるのがオールカマーで復活したホッカイルソー。穴人気になるだろうが2年連続8歳馬が勝つとは思えないので消し。実績馬スペシャルウィークも前走惨敗し、今回も調教の動きがよくないようなので切り。キングヘイローも人気先行がちなので馬券対象から外す。 それから何故か4歳牝馬のスティンガーが出走してきている。4歳牡馬なら菊花賞の3000mという距離が持たないから天皇賞(秋)を使ってくるというのはわかるが、牝馬なら秋華賞でも同じ距離のはずだし、古馬や牡馬を相手にするよりも楽な筈である。しかし、何故ここを使ってくるのか?それには裏がある筈だ。ということで買いたくなるかもしれないだろうが、要は岡部が天皇賞で乗る馬がいないので藤沢師がこっちを使って来ただけでしょ。
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買 い 目 |
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結 果 |
1着 | スペシャルウィーク | 配当 15,770 | ||||||||||||||
2着 | ステイゴールド | コメント | |||||||||||||||
10/24 |
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京都 | 秋華賞 (G I) | 芝2000m | |||||||
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4歳牝定量 | |||||||||
JRAから来年の天皇賞(春・秋)を皮切りとした、天皇賞、クラシックの外国産馬(以下○外)への解放5カ年計画が発表になった。もっとも完全解放ではなく2〜3頭の○外出走枠付きなのがせめてもの救いだが。クラシックは内国産種牡馬(or繁殖牝馬)選定といた意味合いの濃いレースなので解放はあまりしてほしくはないのだが。ここは予想のページなので、この件に関して深くつっこんだことはレース体系に思うこと 〜私的体系改革案〜に書くことにしよう。 さて、「4歳牝馬三冠」の一つであるこの秋華賞。牡馬三冠はすべてクラシックレースで、今年の段階では○外は出走できないが、牝馬の三冠目である秋華賞はもともと○外が出走できる。そして、クラシック組、上がり馬に加えて○外という多彩なメンバーで行われる。 今年で4回目を迎える秋華賞だが過去3回は万馬券→鉄板→万馬券という結果であった。順番から行くと今年は堅いのだが・・・。とにかく旧エリザベス女王杯時代から、牝馬三冠目は波乱のときもあればと堅いときもあるという極端な結果に終わることが多い。 ここでまず、オークス上位組を見てみよう。1着のウメノファイバーだが、この馬は東京コースでは3戦3勝。長く使える末脚を生かす追い込み馬なので、コースが広く直線の長い府中が得意なのだろう。阪神コースは苦手なようである。京都には初見参だが、阪神ほど苦手ではないものの、この馬の良さは東京競馬場だからこそ生きると思う。また、オークス以来の鉄砲ということで割引が必要だ。というわけで消し。 2着のトゥザヴィクトリーはというとオークスではウメノファイバーと遜色の無いレースだった。休養明けのローズSは4着に敗れたが、この敗戦でちょっとは人気が落ちてくれるだろうし、本番前に叩いた強みがある。また、内回りの2000mでは先行馬が活躍することが多いのでオークスよりも展開は向くことだろう。 3,4着のプリモディーネ、スティンガーは不出走。5着フサイチエアデールはオークスでは距離の壁に阻まれた。オークスよりも400mも短くなるここではチャンスがある。桜花賞2着の実力馬であるし。 そしてクラシック不出走組からは○外ヒシピナクルを推す。骨折で出世が遅れたが、復帰後は実力を発揮し始めた。全姉ヒシアマゾンは中舘騎手が主戦だったが、この馬は河内騎手が主戦。ヒシアマゾンの妹でもヒシナイル等は義理堅く中舘を乗せていたが、河内を起用してくることからも陣営の期待が伺える。ヒシアマゾンのような追い込み一辺倒の馬ではなく、先行できる馬なのでこっちのほうが中舘に向いてるような気がしないでもないが。 結論としては、トゥザヴィクトリー、フサイチエアデール、ヒシピナクルの三角買いをしておけば大丈夫だろう。結局はローズS上位馬となってしまったが、ステップレースとしてはローズS組有利との過去のデータもあるのが心強い。ではローズS3着のブゼンキャンドルもということになるのだろうが、この馬は権利取りのためにローズSでピークに仕上げてきた感じがあるので本番では不要と判断して消し。
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買 い 目 |
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結 果 |
1着 | ブゼンキャンドル | 配当 94,630 | ||||||
2着 | クロックワーク | コメント | |||||||
10/10 |
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東京 | 毎日王冠 (G II) | 芝1800m | |||||||
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4歳上別定 | |||||||||
さて、久々に東京競馬場に競馬が戻ってくる。この毎日王冠の日はG1でもないのに入場人員がやたら多く競馬場は混雑を極める。久々に府中に競馬が戻ってくるので府中を本拠地としている馬券師たちが禁断症状を鎮めるべくこぞって大挙するのだ。府中市民である私ももちろんその一人なのだが。 久々に府中に戻ってくるのは何も客だけではない。馬も、そして騎手たちにとっても府中は久々なのだ。東京競馬場といえば広いコースと長い直線。一般的に差し・追い込み馬に有利といわれる。しかし開幕週はその限りではない。なぜなら小回りコースに慣れてきた騎手が後ろからいく場合仕掛けるタイミングを間違えたりするからだ。したがって開幕週は逃げ・先行有利である。毎日王冠の過去数年の連対馬を見ても、見事に先行した馬ばかりである。 さて、このレースはG1級のメンバーが集まることが多いが、所詮は単なる足馴らし。グラスワンダー(’98)、バブルガムフェロー(’96)、ジェニュイン(’95)といったその年の秋のG1において連に絡むような馬がことごとく玉砕しているし、馬にとってここで負けたからといってそう悲観することでもないだろう。というわけで前にいきそうな馬から穴をねらってみる。 本命はアンブラスモア。前走は小倉記念をレコード勝ち。新装開店した馬場のよい小倉でのレコードがどれだけあてになるかはかなり疑問だが、休養あけの馬よりも夏の上がり馬のほうが信頼性は高いだろう。今回も逃げると思うが昨年のこのレースのサイレンススズカのようなレースが期待できる。 はっきりいってしまえば今年の毎日王冠のメンバーはメンバー的にいってどの馬にも連対のチャンスがあると思う。だから、アンブラスモアを軸に総流しとする。人気を背負うであろうグラスワンダーには厚めに賭けておく。
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買 い 目 |
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結 果 |
1着 | グラスワンダー | 配当 550 | ||||||
2着 | メイショウオウドウ | コメント | |||||||
京都 | 京都大賞典 (G II) | 芝2400m | |||||
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4歳上別定 | |||||||
ここを秋緒戦とする馬は多い。G1戦線に向けてのステップとしては重要なレースである。休養馬の足馴らしではあるが、ここ数年1番人気が確実に連対を果たしている。距離が長くなると強い馬が勝つ確率が高くなるからか。 1番人気になるであろう馬はスペシャルウィーク。宝塚記念ではグラスワンダーに負けてはいるものの、このメンバーでは実力ナンバーワン。今年に入ってJRAの競馬場で走った現役馬の中でもグラスワンダーに次いて強い馬なのではないだろうか。ここもおそらく連対すると思う。 昨年の勝ち馬は皐月賞1着ダービー4着の4歳馬セイウンスカイ。そして今年は皐月賞1着ダービー3着のテイエムオペラオーが登場する。ここ3年ミナモトマリノス、シルクジャスティス、セイウンスカイと4歳馬が3年連続で連対している。過去10年の世代別連対率を見ても4歳が.333と最も多い。テイエムオペラオーもここ3年の連対した4歳馬と比べても何の遜色もない。それどころかここ3年の馬よりも強いように思える。育成・調教技術の進歩かこの時期の4歳も2kgの斤量差さえあれば古馬と対等に勝負できるようになってきているらしい。というわけで、スペシャルウィークの相手にはテイエムオペラオーを指名。
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買 い 目 |
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結 果 |
1着 | ツルマルツヨシ | 配当 2580 | ||||
2着 | メジロブライト | コメント | |||||