大日本珍名馬百科 〜第5巻
- 1文字馬名
- ヤ
- かなり昔の馬だったと思う。矢の様に速く、という意味だろう。大相撲の休場を思い浮かべてしまう。なお、現在のルールでは1文字の馬名は付けられない。
- 字足らず馬名
- イーグルバクシンオ
- カツラノハイセイコやマチカネタンホイザのように9文字制限のせいで最後の長音記号「ー」が省略されてしまっている馬は結構いるが、これは間が抜けている。
- セイエイスタホス (笠松)
- レープロの英語表記は Seiei Star Horse。「セイエイスターホース」としたかったらしい。その割には9文字全部使い切っていないが。「セイエイスターホス」でも「セイエイスタホース」でもいいと思うのだが何故8文字で終わるのだろう?
- 麻雀用語
- テンパイ
- その次は「リーチ(そういう名の種牡馬がいるんだよな)」でしょうか?
- ダイサンゲン
- 大三元。3戦未勝利で引退。
- クリノツーイーソー
- クリノダイシャリン
- クリノサンプー
- クリノテツマン
- クリノトイトイ
- クリノヤクマン
- クリノジュンチャン
- クリノイーソー
- クリノコクシムソウ
- クリノスーアンコー
- クリノテンホー
- クリノダイスーシー
- クリノリュウイーソ
- クリノホンイツ
- クリノケンパイ
- クリノメンタンピン
- クリノチーホー
- クリノショウスーシ
- クリノタンヤオ
- クリノリーチソク
- クリノリーソクツモ
- クリノショシャリン
- クリノの2013年生まれの馬は麻雀馬ばかり。例外は2〜3頭しかいない筈。クリノチョンボという馬はいない模様(笑)。
- ヤクマンブルース
- 役満を和了った時に歌うブルースか?
- リンシャンカイホウ
- 嶺上開花。
- スーシーホー
- 四喜和。東南西北を全て3枚以上揃えた役。
- テンピン
- 風速(1000点1000円)のことだと思ってしまうんだよなぁ。天稟のことだそうだが。
- ハイテイブルース
- 海底ブルース。
- クリノターハイ
- クリノの麻雀シリーズにはこんな名前の馬もいた。ターハイ(多牌)ってチョンボの一種なのでいい意味じゃないぞ。
- ユイノタンキマチ
- 冠名+単騎待ち。
- シーサンプーター
- 十三不塔。対子一組以外まったく揃ってないことだから、配牌としてはあまり良くないぞ。
- リューイーソー
- 緑一色。
- ヨンセンハッセン
- 麻雀の点数の数え方だそうだ。子の倍満か。
- ロン
- 麻雀で他人から和了る時に発する言葉。登録されている意味は「円形(仏)」だそうだ。
- 風流
- メニアオバ
- ヤマホトトギス
- ハツガツオ
- 「目に青葉、山ほととぎす、初鰹」風流ですな。享保年間(1716年没)の山口素堂とうい人が詠んだ季語が3つ入った俳句。
- イデソヨヒトヲ
- 百人一首にある「有馬山 猪名のささ原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする (大弐三位)」より。現代語で「どうしてあなたを」という意味。ぜひ有馬記念に…と思ったら未勝利のまま中央抹消。
- コロモホステフ
- 百人一首にある「春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山 (持統天皇)」より。歴史的仮名遣いだがそのまんま Koromo Hosutefu で登録なので「ほすちょう」ではなく「ほすてふ」と文字通りの発音するのが(馬名としては)正式な読み方らしい。
- カラクレナイ
- 色の名前だが、百人一首の「ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは(在原業平)」という歌を思い出してしまう。もみじの葉の様な色。なお、落語の千早振るでは「(豆腐屋が)おからをくれない」とういう風に先生が言っている。
- ユラノト
- 母がコイウタなのでもしやと思ったらやはり馬名の由来は「百人一首の恋の歌の初句より」となっている。「由良の門を 渡る舟人 かぢをたえ ゆくへも知らぬ 恋の道かな(曾禰好忠)」。舵を失くしちゃったという歌だから落馬を連想させるのがちょっと残念。
- アカネサス
- 「日」「昼」「紫」「君」などにかかる枕詞。
- モミヂノニシキ
- 百人一首の「このたびは 幣も取りあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに(菅家)」より。持ち合わせがないので神様に紅葉の葉っぱを捧げたって意味なので、競馬的にはあまり縁起のいい歌じゃないかも。
- ユメノカヨヒヂ
- 百人一首より「住の江の 岸による波 よるさへや 夢の通ひ路 人目よくらむ(藤原敏行朝臣)」。ギャンブル好きだと住之江といえばと競艇が真っ先に思い浮かぶよな。なお、英語名は「Yumeno Kayohiji」なので「かよいじ」ではなく「かよひじ」と発音するのが正しい模様。
- ワガミヨニフル
- 百人一首の「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに(小野小町)」より。美人で有名な小野小町の歌で百人一首に収められたのはこの自らの老いを嘆く歌なのだが、実は歌のほぼ全部が掛詞になっている技巧的な歌なんだよな。
- ミヲツクシテヤ
- 百人一首の「難波江の 芦のかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき(皇嘉門院別当)」より。登録されている意味・由来では「この身を尽くして(小倉百人一首より)」とだけなっているが、この部分は実は「澪標」との掛詞。
- アハデコノヨヲ
- 百人一首の「難波潟 みじかき芦の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや(伊勢)」より。同じ難波で始まる歌で芦が登場する歌だが、上の歌より200年ぐらい前の歌。英語名が「Ahade Konoyoo」なので「は」は「わ」ではなくそのまま「は」と発音するのが正しいらしい。
- イマヒトタビノ
- 「せめてもう一度だけでも(小倉百人一首より)」だそうだが、このフレーズが百人一首で出てくるのは2つある。「あらざらむ この世のほかの 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな(和泉式部)」と「小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ(貞信公)」。
- フジノタカネ
- 百人一首にある「田子の浦にうち出でてみれば白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ」(山部赤人)の歌を思い出す。実際に芦毛なので馬のイメージともあってる。
- ハルハアケボノ
- 枕草子の冒頭部分。
- ナツハヨル
- そしてハルハアケボノの1歳下でこんな馬も出てきた。馬主は別人。この馬の母の名はハルワカで、兄姉にはハルが付く名前が多い。
- セヲハヤミ
- 百人一首の「瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ(崇徳院)」より。保元の乱で隠岐に流された崇徳院の怨念がこもってるんでしょうか。
- オンマガトオル
- 小林一茶の俳句より。父名の意味「その道」より連想だそうだが、父はジャスタウェイ。ジャスタウェイ(キャラ)は「Just away(すぐ逃げて)」って意味で命名されたらしいが、ジャスタウェイ(馬)は「Just a Way (その道)」で登録されているので間違いではないな。
- ジューンアヲニヨシ
- 「あおによし」は奈良または国内(くぬち)にかかる枕詞。 英語と組み合わせるといまいちしっくりこないのがちょっと残念。
- 超シリーズ
- チョウエリート
- チョウハッピー
- チョウカツヤク
- チョウピカイチ
- 初期の頃の超シリーズ。
- チョウヤルデ
- ここまでくるとさすがに。
- チョウアコガレ
- こんなのもいました。
- チョウキタイ
- さらにこんなのも登場。
- チョウヤバイ
- 遂にヤバイ奴が登場。
- チョウソダネー
- 遂に北海道弁の流行語である「ソダネー」まで登場した。
- チョウハンパナイ
- さらに半端ないのも登場。
↑
戻る
もっと戻る