ついに愛馬デビュー、しかし・・・


6/17

 シルクパイロットが4歳にして6月17日にやっとデビューする。例年なら福島開催なのだが、新潟競馬場開催工事のため新潟の代替開催を福島でやるため、この福島開催の期間は東京競馬場で代替開催をやることになっていた。そして、前回は函館デビュー予定と書いたが、状況が変わったらしく東京競馬場でいよいよデビューである。本質的に叩いてからのタイプであるらしいが、4歳未勝利で父内国産のレースだから見せ場ぐらいはあるかもしれない。なにはともあれシルクに入会した時から待ちこがれていた愛馬第1号のデビュー戦である。ちょうど会社が休みだったし府中に出てくるので見にいこう。久々に朝の1レースから競馬場に行く。デビューが決まった日から心待ちにしていた。

 しかし・・・・・、

 16日午後4時46分、皇太后陛下が老衰のため崩御されました。各公署・会社 その他一般においても、本日を含め2日間哀悼の意を表するよう協力方要望す ることについて、閣議了解がなされました。  日本中央競馬会は哀悼の意を表し、6月17日(土)の東京競馬、阪神競馬、 函館競馬の開催取り止めを発表。また、当日全競馬場および全ウインズでの払 戻及び前日発売につきましてもすべて取り止めとなります。なお、発表済の6 月17日(土)の番組については、改めて出馬投票をやり直し6月19日(月)に 代替開催を施行することが決まりました。


上記のようなニュースが・・・・

 誠に遺憾ながらせっかくのデビュー戦がこのような形で中止である。代替開催があるが、その日は仕事で見にいけない。せっかく見に行ける条件が整っていたわけなので、デビュー戦だけは見にいきたかったのだが、中止とは。

 このような形で馬主気分を味わうことになるなんて残念である。例えば本物の馬主さんで初の持ち馬が4歳でやっとデビューでわざわざこの日のスケジュールを空けていて競馬場まで見にいこうという方がいらっしゃったら、私の500倍ぐらい悔しいだろうな。一口馬主を含め馬主をやっていると悔しいことも当然あるだろうが、しょっぱなからこれである。まあ、別にデビューできなくなったというわけではないので、次に期待しよう。でもデビュー戦は見たかったし、ここには本当はデビュー戦を見に行った感想を書く予定だったが、こういう報告を書かなければいけないということが残念でならない。


6/19

 というわけで、代替開催の月曜デビューである。2日間日程がずれたので土曜日にピークを持っていった馬にとっては不利なのかもしれないが、逆に考えるとシルクパイロットはあまり仕上がっていなかったので、チャンスなのかもしれない。でも2日ずれただけじゃどうしようもないかもしれないが。入厩してまだ1ヶ月も経っていない急仕上げだし。

 この日は仕事なので観戦にはいけない。しかもインターネットには接続できない環境で仕事をしていたため、昼休みにJRAのホームページで結果を確かめることもできなかった。払い戻しを伝えるテレホンサービスで確認してみたら少なくとも3着には入っていないことは確認できた。

 帰宅後にJRAのホームページで確認したところフルゲート16頭立てで見事にビリ。しかも、ブービーの馬に10馬身付けられるという見事さだ。ビリはしょうがないにしても、この着差は・・・。まあ、調教師も初戦は期待しておらず叩いてからとは言っていたが、ここまで仕上がっていない馬をレースで使ってよかったのか。とりあえず完走はしたようなので出走手当だけは手に入るわけだが。今回は単なる調教だと思って次走以降に期待しよう。次があればよいのだが。


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