シルクパイロットが月に3戦し、夏ばてして休養に入った7月、シルクホースクラブから来年度募集馬のパンフレットが送られてきた。昨年の今頃も書いたが、シルクには「会員優先出資」という制度がある。というわけで、どんな馬が募集されているのかパンフレットを眺めて見る。
カチタガールの仔、つまりラジオたんぱ賞の勝ち馬シルクガーディアンの弟が募集されている。総額3800万円一口あたり76,000円である。高くて手が出ない。シルクパイロットがもっと活躍してくれていればカネがあったのかもしれないが(笑)。ちなみにこの馬の父はフォーティナイナーなのでダートの鬼になる可能性が高いだろう。
また、私の出資馬で3歳のシルク98−35と同血統の2歳馬もいる。シルク98−35は牝馬なので1口5万円ぐらいだったが、この2歳馬は牡馬のためかちょっと高めで6万円。
その他クリスザブレイヴの下やシルクジャスティスの下などがいるが、魅力的な馬は高くて手が出ない。シルクジャスティスの下に至っては一口10万円だし。本気で儲かると信じていたら借金してでも出資したかもしれないが、私は一口馬主はそんなに儲かるものとは思っていないのでそこまではしない。はっきりいってしまえば一口馬主で儲けるよりも馬券で儲けるほうがまだ楽そうだし。馬主気分をちょっとだけ味わうためにやっているのだし、支払う金額は楽しませてもらう代償と考えているので、デビューできるという保証も無い馬に借金してまでつぎ込む気はしない。まあ、保険がかかっているのでデビューできなければカネの75%(から必要経費を引いたもの)は戻って来るのだが。(ちなみに2歳時に廃用になれば全額戻ってくる。)というわけで今年も1頭だけ出資することにした。会員優先出資で申し込んだが満口にならなかったので、結局会員優先の意味はあまりないが。出資決定した馬はシルク99−37。父は私も好きだったサクラローレル。日本におけるレインボウクエストの後継種牡馬である。母はデュークオジョー。晩成の長距離馬の可能性が高いが、好きな馬の産駒なので、無事デビューして欲しいものだ。