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サンジョアン

牝・黒鹿毛・2017年2月8日生

生産者/グランド牧場
栗東・角居勝彦厩舎 → 北海道・角川厩舎
→ 岩手・櫻田康二厩舎 → 美浦・伊藤圭三厩舎


写真はユニオンオーナーズクラブ様ご提供のものを使用させていただいております。

ルーラーシップ

 2007年 鹿毛 (安平町)
キングカメハメハ

 2001年 鹿毛 (早来町)
Kingmambo

 1990年 (米)
Mr. Prospector
 1970年
Raise a Native
Gold Digger
Miesque
 1984年
Nureyev
Pasadoble
*マンファス

 1991年 黒鹿 (愛)
Last Tycoon
 1983年
Try My Best
Mill Princess
Pilot Bird
 1983年
Blakeney
The Dancer
エアグルーヴ

 1993年 鹿毛 (早来町)
*トニービン

 1983年 鹿毛 (愛)
Kampala
 1976年
Kalamoun
State Pension
Severn Bridge
 1965年
Hornbeam
Priddy Fair
ダイナカール

 1980年 鹿毛 (白老町)
*ノーザンテースト
 1971年 栗毛
Northern Dancer
Lady Victoria
シヤダイフエザー
 1973年 鹿毛
ガーサント
*パロクサイド
サンビスタ

 2009年 黒鹿 (新ひだか町)
スズカマンボ

 2001年 鹿毛 (静内町)
*サンデーサイレンス

 1986年 青鹿 (米)
Halo
 1969年
Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well
 1975年
Understanding
Mountain Flower
*スプリングマンボ

 1995年 鹿毛 (英)
Kingmambo
 1990年
Mr. Prospector
Miesque
Key Flyer
 1986年
Nijinsky
Key Partner
ホワイトカーニバル

 2000年 芦毛 (静内町)
*ミシル

 1988年 芦毛 (米)
Miswaki
 1978年
Mr. Prospector
Hopespringseternal
April Edge
 1977年
The Axe
April Bloom
イエローブルーム

 1989年 栗毛 (静内町)
*パークリージエント
 1981年 鹿毛
Vice Regent
Miss Attractive
グランドリーム
 1982年 栗毛
トウシヨウボーイ
*エリモルーシー

近況
2021/6/16
 残念ながら引退が発表されました(;_;)

 芝でデビューして1戦した後は、地方に移籍したが、3歳のうちに2勝して中央再転入の権利を獲得。そして、中央に再転入してダートの1200mを2戦して2戦連続ブービー。
 母のサンビスタは晩成であり、この馬も晩成かもしれないので、もう少しレースを見たかったのだが、残念である。
 また、中央復帰後は1000mばかり使われていたが、もう少し長い距離も試してほしかった。

 昨年末、3歳ギリギリで2勝目を挙げて中央再転入が決まった時は「さあ、これからだ!」と思ったのだが、たった2戦で引退してしまうなんて…。


2021/6/12
 札幌7R 4歳上1勝クラス(牝) (ダート1200m)に出走。鞍上は引き続き小林凌大。

 結果は11着、またしてもブービー。

 馬群から大幅に遅れを取っていたのでビリかと思ったが、最後に一頭交わしてブービーだった。2戦連続ブービーである。ペースについて行けてない様子だった。

 JRAホームページでレースのリプレイを見たが、ゴールシーンが映っていない。私は(初めて)現地で見ていて、最後に一頭を交わすところを見たのだが。


2021/2/28
 小倉3R 4歳上1勝クラス(牝) (ダート1000m)に出走。鞍上は引き続き小林凌大。

 結果は13着、すなわち後ろから2着…。

 スタートは良かったが徐々に下がっていき、直線では後方のまま上がってこれずに惨敗。
 中央のクラス慣れが必要かな?次は叩いた上積みがあればいいのだが…。

 この日は私の誕生日だったが、勝利という誕生日プレゼントはもらえなかった。また、この日を持って元所属厩舎の角居勝彦調教師が勇退した(このレースは伊藤圭三厩舎所属として出走だったが)。


 中央競馬の再転入先は美浦・伊藤圭三厩舎に決まりました。グランド牧場御用達の厩舎です。
2020/12/29
 水沢1R 3歳以上 C2(ダート850m)に出走。鞍上は引き続き村上忍。

 850mの超短距離戦だったが、スタート直後からハナを切り、直線で突き離しての勝利だった。常に全力で走るタイプの馬なので、ゴール前で詰めが甘くなることが多かったので、これぐらいの短距離の方が力を発揮できるのだろう。

 これで地方移籍後2勝目で、中央再転入の権利を得た。どうにか(2勝すれば再転入の)3歳のうちに決めてくれてホッとしている。

 中央時代は母(サンビスタ)と同じ角居厩舎に所属だったが、このあと放牧して立て直すだろうし、角居厩舎は2月で解散なので元の厩舎に戻るのは厳しいかもしれない。でも、角居先生にとって父も母も愛着のある馬だろうし、かつて働いていた牧場の生産馬なので、預かってくれるかも。一旦角居厩舎に入厩して、3月開業予定の後継厩舎である辻野厩舎という線もあるし。どこの厩舎に行っても晩生タイプの馬だろうから、今後も頑張って欲しい。


2020/12/7
 水沢4R 3歳以上 C2(ダート850m)に出走。鞍上は引き続き村上忍。

 連闘で臨んだが、結果は4着。

 ハナを切って直線に入ってからもしばらく粘っていたが、最後まで脚が持たず。
 勝ち馬から0.2秒差と大きく離されたわけではなく、前走よりは良くなったが、4着に敗退。

 この後、12/15に出走予定だったが積雪のため中止。仕切り直しで12/21に出走することになったが、またしても雪で中止。


2020/11/30
 水沢4R 3歳以上 C2(ダート1400m)に出走。鞍上は村上忍。

 岩手デビュー戦だが、結果は5着。9頭立てなのに。

 先行したが、最後まで脚が持たず、掲示板に入るのがやっとだった。
 馬体も減っており、連闘疲れと輸送疲れがあったのかもしれない。また、パドックでも入れ込んでいて、前半でスタミナを消耗してしまったのだろう。


2020/11/10
 岩手・櫻田康二厩舎への移籍が発表された。
 同じ3歳で北海道・角川厩舎所属の1勝馬キーコーズウェイと同時に同厩舎に移籍決定。
2020/11/5
 門別8R 3歳以上 まるごと!エンタメ〜ション賞C3−4C4−1(ダート1000m)に出走。鞍上は引き続き桑村。

 門別でのレースは前走が最後で冬も開催のある他場に移籍予定だったのだが、急遽連闘で出走。ここで勝てば中央復帰なのだが、惜しくも2着だった。

 この馬も含め人気上位3頭が逃げ馬というメンバー構成の中、好スタートで逃げを決めたのに、直線で1番人気のキクとの一騎打ちになって僅差で敗れた。3着以下には4馬身差を付けたのに、中央再転入はお預けとなった。

 勝ったキクは元中央馬だが門別移籍後は1勝もしておらず、ここで勝っても中央再転入とはならないんだから、ここは遠慮してくれれば良かったのに…。


2020/10/27
 門別7R 3歳以上 宮の沢白い恋人サッカー場賞C4−5(ダート1000m)に出走。鞍上は桑村に戻った。

 見事に勝利を挙げた!ようやくの初勝利。

 好スタートからハナを切って、そのまま逃げ切って、1番人気のラヴィータエベラを振り切って勝利を物にした。

 冬は開催しない門別ではあと使うタイミングがないので、レース結果如何に関わらず他の競馬場への移籍の予定だったが(ただしその後急遽連闘で翌週のレースに出走した)、門別にいるうちに初勝利を挙げた。

 3歳の場合、地方で2勝すると中央に復帰できるので(4歳になると3勝が必要)、移籍先でも年内に1勝を挙げて、来年2月で解散予定の角居厩舎に戻って欲しい。何せ父も母も角居厩舎という血統だし。


2020/10/14
 門別3R 3歳以上 C4−6(ダート1200m)に出走。鞍上は阿部龍。

 一叩きの効果はあったが、勝ちきることはできずに、惜しくも3着。

 好スタートから控えて、内めの好位5番手あたりを追走。コーナーワークで前との差を詰めると、直線ではじわじわ脚を伸ばして徐々に先頭に迫り、勝てるかもと思ったが、惜しくも前を捕え切ることはできなかった。
 それでも初の掲示板、初の勝ち負けになった競馬である。ようやくと形になってきたので、次は勝ち上がって欲しい。


2020/9/30
 門別6R 3歳以上 C4−5(ダート1200m)に出走。鞍上は桑村。

 道営の角川厩舎に移籍しファンド継続。移籍後初戦だったが、結果は7着だった。

 好スタートで先行して2番手につけ、直線では上位5頭の争いかと思われたが、直先半ばで1頭だけ脱落。その1頭というのが我らがサンジョアンだった(;_;)。前日の門別6レースでは同じ角川厩舎&桑村騎手コンビで同期のキーコーズウェイが勝ち上がったのに…。
 +22kgという馬体重の数字だけを見た時は3月以来の出走なので成長分だと思ったが、成長分だけではなく、仕上がってなかった模様。レース前のクラブのコメントもまだ馬体に余裕があるとか言ってたし、ここは叩きで次以降で勝負なのだろう。実力はこんなもんじゃないはず。


2020/7/7
 帰厩に向けて吉澤ステーブルWESTに今週中の移動の予定で調整していたが、昨日の調教中に躓いて転倒。右前肢の管骨の裏側に外傷を負ったそうだ。腱や骨への異常は確認されていないが、外傷した箇所の縫合手術を行ったそうである。

 やっと復帰かと思いきやまたしても外傷で休養である。未勝利戦が開催されているうちに出走態勢を整えていくことは困難な状況になったため、関係者間で協議し、一旦地方競馬に転籍して中央再転入を目指す(3歳中に3勝。4歳以降は3勝以上が再登録の条件)ことになった。近日中に中央登録を抹消する予定とのこと。

 結局父も母も在籍していた角居厩舎では1戦しかできなかった。地方転厩ってどこに行くのだろう?


2020/3/1
 阪神5R 3歳新馬戦 (芝2000m)でデビュー。鞍上は岩田康誠。

 良血馬であり、高い馬なので期待したのだが、結果は13着に惨敗。

 道中は後方で、直線でも伸びるわけではなく後方のまま。期待はずれのレースだった。

 芝が向いていないのか、まだ仕上がっていないのか?新馬戦に間に合わせるように仕上げを急いだ感もある。次走は中1週で芝のレースが予定されていて、叩いて次が勝負だと期待したのだが、当週になって右トモの飛節後腫を発症して放牧へ。


 馬名が決定しました。サンジョアンです。

 馬名の由来は「ポルトガルで行われる収穫祭。母名、母母名より連想」だそうである。母は我が出資馬でもあるサンビスタ、その母はホワイトカーニバルというカーニバル関係の名前である。ちなみにこの系統は母母ホワイトカーニバルの現役時代から応援しているが、あの頃は馬主生産者ともにグランド牧場のフェスティバルの活躍があった後で、それにちなんでかグランド牧場の馬になんちゃらカーニバルと付けられることが多かった。フェスティバルだと冠名として使うには長すぎるので、同じ「祭り」という意味のカーニバルを冠名として使ったのだろう。このページによるとフェスティバルとカーニバルは全く異なるお祭りだそうだが。それでカーニバルからリオのカーニバルつながりでサンビスタと名付けられ、さらにその仔はポルトガル語圏の祭りであるサンジョアンとなったようだ。そっちはブラジルではなくポルトガル本土のお祭りの様である。


 私の出資馬で私に初のGIを取らせてくれたサンビスタの初仔である。父も母も角居厩舎の馬で、生まれる前から入る厩舎がほぼ決まっていた様なものである。もちろん角居厩舎に入厩予定だ。

 募集総額が7000万と牝馬にしては破格の高さだ。サンビスタの仔で角居厩舎なのは魅力だが、これは高すぎると思い躊躇してしまった。母のサンビスタは1470万なのに。しかし、私にとって思い入れのある馬が母であり、どうしても欲しかった馬でもあった。母は単に強かったというだけではなくグランド牧場ゆかりの血を凝縮した血統であるので、グランド牧場好きな私としては血統にも期待が持てる馬である。ユニオンは通常200口であり、この馬も200口ならリスクが高すぎて手が出なかっただろうが、500口なので一口だけ出資することとした。母に出資してた縁もあるし。

 母のサンビスタのようなコストパフォーマンスに期待するのはまず無理だが、馬代金を回収してお釣りが来るぐらいの活躍はできると思うので期待して応援しよう。


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