馬券はどこにいったら買えるのか

 馬券は競馬場ウインズ(場外馬券売場)というところにいけば売っています。といっても毎日売っているわけでもなく、競馬開催日しか売っていません(G1レースは開催前日も売っていて、さらにダービー、有馬記念のようなメジャーなG1レースは前々日にも売っています注1)。もちろん、レースの結果が出てからでは買えるわけなどなく、競馬場では出走時刻、ウインズでは出走二分前で発売が締め切られます。

 競馬場とウインズの最大の違いは何かといいますと競馬場では馬が走っていますが、ウインズではただ馬券が買えるだけということでしょう。もっとも、開催日にレースの行なわれていない競馬場もあるわけでそういうところはウインズと同じ役割をしています(ちなみに中央競馬では非開催で馬券発売を行なっている競馬場を「パークウインズ」と呼んでいます)。また、競馬が行なわれている競馬場にいくと入場料がかかります。といっても200円ほどですが。

 また、その日に各地で行われるすべてのレースの馬券が買えるというわけではありません・・・と以前書いていたのですが、時代が変わり現在では中央競馬であれば全国(最大3場)で行なわれる全てのレースが発売されています。開催中の競馬場での馬券発売締め切り時刻は、その競馬場で行われるレースは発走時刻まで、その他の競馬場の場外発売では発走時刻の2分前までとなりますので注意しましょう。また、開催競馬場にではコースにある大きなモニター(ターフビジョン)では特別レース(後半に組まれる格の高いレース)以外は他場のレース中継はされません。他の競馬場のレースを見たい場合は馬券売場などの場内モニターを利用しましょう。

 なお、ウインズによっては例外もあり、買えるレースが制限されているところも若干あるようなので注意しましょう。また、馬券の最少購入単位も場所によって異なります(競馬場ではすべて100円単位)。詳しくは競馬開催日のスポーツ紙の競馬欄やJRAのホームページに書いてあります。というよりはこのページをWebブラウザで見ている人にとってはWebで調べた方が早いですね。各競馬場・ウインズなどの馬券の発売単位や券種はJRAのホームページの発売要項に書いてあります。

 また、近年中央競馬と地方競馬の交流が盛んになりつつあるので、地方競馬場でも中央競馬の馬券を売ってるところもあります。

(注1)1999年より日曜日の重賞レースも土曜日に前日発売が行われています。ただし、冬期はフェブラリーS、高松宮記念のみです。世の中便利になりましたね。


 さらにPAT(パソコン等の端末を利用した投票システム)等で馬券を買うことができます。正確にいうと「馬券を買う」のではなく「勝ち馬投票する」のですが。銀行の口座の中のカネをやりとりするだけで、馬券という紙はもらえませんし。ただし、初心者の場合、近くに競馬場かウインズがあればまずはそちらを利用してみたほうがいいでしょう。競馬をやってる間に「長く続けよう」と思った人だけが、PATなどを利用したほうがいいです。現地に出向く方が臨場感があって愛着がわきますし、他の客の行動や言動などが参考になることもあるからです。こういった現場での体験を積んで競馬の魅力を理解してから「いつでもどこでも馬券を買えるシステム」を利用しても遅くありません。1〜2回やって「もう競馬はやらん」といってやめてしまったらもったいないことですし。もちろん、近くに競馬場もウインズもない所にお住まいの方はこういうシステムをいきなり利用してみてもいいでしょう。

 なお、中央競馬のレースの映像はスカイパーフェクTV(もしくはケーブルテレビ)に加入してグリーンチャンネルを申し込むと自宅で見ることができます。ケーブルテレビですと自宅の場所によって東か西のいずれかのチャンネルしか見れませんが、スカパーなら両方を視聴できます。スカパーの申し込みは↓から。

|次へ


表紙へもどる
競馬のお時間へ