10R | 第123回中山大障害 |
有馬記念とならぶ暮れの風物詩。今年から何故かその有馬記念の前日に日程が変更となった。昨年まではスプリンターズSと同じ週だったが、今年はそのスプリンターズSが時期変更。そうしたら、有馬の前の週のG1が無くなるわけだから、大障害まで移動することは無かったと思うのだが。私のような3歳戦はG1とは思っていない人間にとっては、JC以来のG1である。
さて、暮れの大障害は別定戦時代から1番人気が健闘していた。そして、昨年から定量戦へと変わった。別定時代も、コケた1番人気は重斤量を背負わされカンカン泣きしたケースがほとんどだったので、定量のここは堅いと思ったほうがよい。
というわけで、本命はゴーカイである。昨年のこのレースが2着で今年の春のグランドジャンプを制覇。これは有馬記念のテイエムオペラオーよりも堅いと思っている。前走のイルミネーションJSは3着だったが、あれは所詮休養明けの叩き台。勝負はここなのだから、今度は必勝体勢だろう。むしろ前走負けたおかげで必要以上の人気にはならないので、むしろ勝たなくてよかったぐらいである。
障害レースは平地以上にコース適性が重要だというのが私の持論。大障害コースは中山でも特殊なコースだが、それでも中山の障害コースで実績のある馬を狙ってみる。下って上るバンケットなんて日本には他には無いはずだし、中山コースへの適性は重要なのである。
相手筆頭はチアズニューパワー。重賞を含む中山コース3勝。重賞というのは大障害ではなく代替開催で行われた新潟JSなのだが。大障害コースを使わない中山の障害重賞という珍しいレースを勝っている。
その他では中山でオープン勝ちをしているヤスノテイオーとミナミノゴージャスに、400万条件というクラスがあった時代に中山の障害を2勝しているリマインドシルクが押さえ。人気になるであろうランドパワーは中山はおろか入障後関西以外のコースに遠征すること自体が初めてなのがネック。
|
|