今年もやってきた暮れの風物詩中山大障害。今年の障害界は若手のホープ高田騎手が重賞４勝と大活躍している。ここでＪＧＩを勝って重賞５勝の新記録といきたいものだ。お手馬アイディンサマーは出走しないが、そのかわりカネトシガバナーという有力馬に乗ることになった。これだけの馬に（入障時からの主戦ではないにもかかわらず）乗せてもらえるということは力が認められたという証拠だろう。カネトシガバナーは平地の脚はもちろんナンバーワンだが、それに加えて飛越も巧い。中山初挑戦なので中山への適性が鍵となるが飛越が巧いので大障害も無難にこなしてくれるだろう。

　実績ではゴーカイが抜けている。中山ＧＪ２連覇であり、中山大障害は２連対である。ＧＪで勝ち大障害は２着というのが続いているので、今回も２着かも知れないが連に絡む確率はメンバー中最も高いと考えられる。半年ぶりの前走イルミネーションＪＳは２着だったものの負けてなお強しといった内容だった。叩いた今回はきっと上積みがあるだろう。中山大障害コースのコース適性は実証済み。

　カネトシガバナーの単勝とゴーカイとの連で勝負。