暮れの風物詩中山大障害であるが、昨年秋は雪のため中止。その代替で行われるのが今回の大障害である。都合今年は2回中山大障害が開催されることになる。ここのページの上には正式名称で書いているので「第126回中山大障害」と表記したが、略称は便宜上「中山大障害(冬)」と書くこととする。
中山大障害コースは日本一難易度の高い障害として名高いが、中山の障害コースに強い馬の活躍が目立つ。障害はコース適性が平地以上に物を言うというのが私の持論だが、中山に関してはその傾向が特に強いと思う。大障害(だいしょうがい)は普段の障害レースと異なり襷コース上にある大障害(おおしょうがい)を2度飛び越すこととなり、そこがポイントとなるのであるが「大障害に強い」というのはデータサンプルが少なすぎるので「中山の障害で実績があり飛越が巧そうな馬」を中心に買うこととする。
本命はおそらくノーザンダンサー産駒最後のGI勝ち馬となりそうなビッグテースト。言わずと知れた昨年の中山GJの勝ち馬である。障害入りしてから安定した成績を残しているが、中山専門に使われるようになってから特に好成績を残している。
対抗は重賞勝ちこそないが、中山障害で[4,1,0,1]の好成績を残すブランディス。ビッグテーストとこの馬で堅いと思うが一応抑えで(兄も含めて)中山大障害勝ちの実績のあるユウフヨウホウも△とする。
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