トシザサンサンとコイウタが激しくハナ争いをする展開。そのすぐ後ろには▲シェルズレイが付けた。シェルズレイにとって、まさに前の２頭が作り出したハイペースに巻き込まれた形の展開だった。ハナを争った２頭は仲良く轟沈し16、17着なのだが、シェルズレイは５着とどうにか掲示板を確保。もうショコット落ち着いたペースだったら、もっと良い結果を残せただろう。

　シナリオ通りに無敗のオークス馬カワカミプリンセスが制した。まだまだ無敗街道は続く。オークス→秋華賞と制した馬は最近だと牝馬３冠のスティルインラブがいるが、この時もＧＩでは１番人気にならなかった。カワカミプリンセスもオークスは３番人気で今回は２番人気である。全て武豊の馬が１番人気となっている。武豊に惑わされずに本当に強い馬を買っていればおいしい配当にありつけるいい例である。ましてこのカワカミプリンセスは２着にも１番人気ではない馬を連れてくるし。とは言うものの今回の私の予想は馬単の相手を間違えて外しているのだが。

　２着にはアサヒライジングが来た。今回こそは勝ったかと思ったが、ゴール直前カワカミプリンセスが凄い脚を使って差してきてまたしても惜敗。相手が悪かったのだろう。アサヒライジングはサンデーサイレンス系不発のデータに気づくまでは連の相手１番手だったのに（２，３着は堅いと思っていた）。サンデーサイレンス系不発というデータが有ったとしても、ロイヤルタッチ産駒は特殊だと考えておいた方がいいのだろう。ロイヤルタッチ自身（勝負根性があることが特徴の）サンデーサイレンス産駒では善戦マンという異色の存在だったし。ということはステイゴールドも一般のサンデー系とは一線を画しているということになるか。

　３，４着はいずれもサンデー直仔。サンデーが不発と気づいた瞬間これかよ。

　○ニシノフジムスメは後方ままで不発。同じキングヘイロー産駒が頑張っているというのに。男・藤田は２週連続で私の期待を裏切った。私が買ってない時は来なくていいから、私が買っているときに男を見せて欲しいものである。本を買ってやった（毎日王冠の予想＆コメントを参照）のだから、ぜひ馬券で恩返しをして欲しい（爆）。

外れ