本命はＪ・ＧＩで[1,5,1,1]という好成績を残しているメルシーエイタイム。中山の大障害コースは日本一難易度が高くコース適性が他のコースよりも格段と求められるコースであるのだが、その大障害コースでこの様な良績を残しているので外せないだろう。主戦騎手横山義行騎手が調教中に怪我をして白浜騎手に乗り替わりであるのが気がかりだが、他の騎手でも実績のある馬だし地味ながら実力のある騎手なので大丈夫だろう。キングジョイも外国馬も居ない寂しいグランドジャンプとなってしまったが、こういうメンバーなので大障害の顔であるメルシーエイタイムは負けられない。といいつつ２着の多い馬なので連単ではなく馬連の軸として狙うが。

　対抗はペガサスジャンプＳで鮮やかな勝利を見せたバシケーン。障害入りしてしばらくの間は不発に終わったが、昨年あたりから障害慣れしてきて、最近は安定した成績を残している。大崩れしないタイプであり、大障害コースの経験はないが中山コースで実績を残している馬なのでＧＩでもいい勝負をするだろう。

　▲はゴーカイ産駒のオープンガーデン。ここで勝てば父子２代でのJ・ＧＩ制覇という夢のある血統の馬である。心情的には最も応援したい馬だ。父と同じ郷原厩舎であり、厩舎側はぜひともこの馬でＪ・ＧＩを勝ちたいだろう。もちろん血統的にも大障害向きだ。ゴーカイの弟のユウフヨウホウもJ・ＧＩ馬だし。J・ＧＩでは３着が多いが今回こそは連対を果たしてもらいたい。

　その３頭を狙おうと思っていたが前日からの雪（当日昼は雨）の影響で重馬場でのレースが予想される。そこで重馬場で好走しそうなテイエムトッパズレとギルティストライクも押さえておこう。