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2014年10月26日(日) 4回京都7日目 15:40発走
11R 第75回菊花賞
3歳・オープン・G1(馬齢) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 3000m・外 18頭立

 阿寒湖特別。しばらくの間ステイゴールドの「主な勝ち鞍」だったそのレースは偉大なるレースである。特に3歳時にそのレースを勝った馬は偉大な馬ばかりである。前述のステイゴールドだけではなく、マンハッタンカフェ、ファインモーションがそれに該当する。05年に3歳で征したコマノハイはその後出走してこないが、出てくれば大活躍することであろう。3歳の夏という時期に古馬相手に長距離で勝つということは能力の証なのだが、それにしても他の長距離戦よりも阿寒湖特別が長距離条件戦の中ではひときわ目立っている。もちろん、3歳のレースは長距離戦がほとんど組まれておらず、条件馬に甘んじていた長距離が得意な実力馬が頭角を現しやすいレースが阿寒湖特別なわけで、阿寒湖特別を3歳で征した馬はその後長距離路線で活躍することが多い。('08 天皇賞(春)予想より引用)

 その後もホクトスルタン、スマートロビンが目黒記念を勝ち、3歳で阿寒湖特別を勝った馬は長距離路線で活躍している。その名物レースはスマートロビンが勝った'11年を最後に行われていなかったが、今年再び行われるようになった。そして3歳馬が勝った。

 その阿寒湖特別を勝った3歳馬シャンパーニュが菊花賞に出走する。3歳で阿寒湖特別を勝ったのだから大物となる可能性が高く、特に長距離路線で期待できる。その後2戦連続で惨敗しているのが気になるところだが、1000万を勝っただけで終わる馬ではないはずだ。人気もないし、今回は本命として狙ってみよう。

 対抗は前哨戦の神戸新聞杯も難なく勝ったダービー馬のワンアンドオンリー、▲は皐月賞1番人気2着で最後の1冠くらいは獲りたいであろう良血馬トゥザワールドとする。今年の3歳牡馬ではこの2頭が実力的に抜けている。堅いだろうけど2頭の縦目も押さえておこう(配当的にこの縦目が最も投資額が大きくする必要があるけど)。

結論
[馬連]
14-15 ・・・2000pts
05-(14,15) ・・・ 100pts
[ワイド]
05-(14,15) ・・・ 200pts
[単勝]
05 ・・・ 200pts
[複勝]
05 ・・・ 200pts
B馬名性齢騎手斤量
1 1 マイネルフロスト 牡3 柴田大知57
1 2 トーホウジャッカル 牡3 酒井学 57
2 3 サングラス 牡3 古川吉洋57
2 4 サウンズオブアース 牡3 *蛯名正義57
3 5シャンパーニュ 牡3 *松山弘平57
3 6 ショウナンラグーン 牡3 吉田豊 57
4 7 トーセンスターダム 牡3 武豊 57
4 8 ワールドインパクト 牡3 *P.ブドー57
5 9 ハギノハイブリッド 牡3 福永祐一57
510 ゴールドアクター 牡3 吉田隼人57
611 アドマイヤランディ 牡3 藤岡康太57
612 タガノグランパ 牡3 菱田裕二57
713 ミヤビジャスパー 牡3 池添謙一57
714トゥザワールド 牡3 川田将雅57
715ワンアンドオンリー 牡3 横山典弘57
816 サトノアラジン 牡3 浜中俊 57
817 ヴォルシェーブ 牡3 岩田康誠57
818 メイショウスミトモ 牡3 *武幸四郎57

レース後のコメント

 道中2番手を追走した我が本命シャンパーニュが、3コーナー手前で早めに上がっていき後続を突き放して先頭に立った。先頭で4コーナーを回ってきた時は夢があったのだが、直線に入って間もなく力尽きて15着に敗退。そう切れる脚が無いから早めに仕掛けたそうだが、持ちこたえることはできなかった。どこかで一発穴を開けてくれるとは思うのだが、それはここではなかった。近年の阿寒湖特別の傾向からすると目黒記念辺りなのだろうか?

 早めに上がっていった馬といえば4コーナーを2番手で回ってきたトーホウジャッカルもそんな馬だ。そのトーホウジャッカルは力尽きることもなく、先頭でゴールを駆け抜けた。5月デビューで1000万も勝てず神戸新聞杯でどうにか権利をとった馬なので燃え尽きていると思ってたし、人気先行だと思ったので消した馬である。その馬が強豪を退けてあっさり勝ってしまうのだから、当てた人はお見事だというしかない。金曜日の前売り時点で単勝1番人気となっていたが、どうやら200万円をつぎ込んだ人がいるようだ。ヒシミラクルの春天の時のミラクルおじさんみたいな買い方だ。それでも最終オッズは3番人気なのだから、異常投票があっただけではなく、それだけ馬券を買うファンの支持を集めていたということなのだろう。

 2着は神戸新聞杯2着のサウンズオブアース。この馬もマクリ気味に上がっていった1頭だ。結局持続力のある馬に有利な展開だったのだろう。

 神戸新聞杯3,2着馬のワンツーとなったが、神戸新聞杯1着でここでも1番人気に支持されたワンアンドオンリーは出負けして力を発揮できなかった。直線でも伸びずに9着に敗退。神戸新聞杯でも出負けしたが、その時は4角で大外に持ち出して勝った。結果的に、神戸新聞杯で無理に勝ちにいったことで燃え尽きてしまったのだろうか?十分賞金が足りているダービー馬なので、そこで無理して激走することも無かったのに。

外れ



2014年10月26日(日) 4回京都7日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第75回菊花賞
3歳・オープン・G1(馬齢) (牡・牝)(国際)(指定) 芝・外 3000m 18頭立
馬名性齢騎手斤量タイム着差通過順上3F単勝体重増減調教師賞金
12 トーホウジャッカル牡3酒井学 57 3.01.005-05-05-0234.5 36.9484 0(栗)谷潔11200
24 サウンズオブアース牡3蛯名正義 57 3.01.1 1/210-10-08-0434.4 48.6496 +8(栗)藤岡健一4500
510 ゴールドアクター牡3吉田隼人 57 3.01.73 1/205-05-07-0635.0 719.6476 -2(美)中川公成2800
612 タガノグランパ牡3菱田裕二 57 3.01.8 3/410-10-12-1034.81032.6490+10(栗)松田博資1700
36 ショウナンラグーン牡3吉田豊 57 3.01.8クビ14-14-15-1134.6 618.5474 -8(美)大久保洋1120
816 サトノアラジン牡3浜中俊 57 3.01.9 1/216-16-12-1134.9 926.2522 0(栗)池江泰寿 
11 マイネルフロスト牡3柴田大知 57 3.02.11 1/402-02-03-0235.71350.6486 0(美)高木登 
47 トーセンスターダム牡3武豊 57 3.02.112-13-11-1135.1 513.6488 +4(栗)池江泰寿 
715ワンアンドオンリー牡3横山典弘 57 3.02.2 1/207-07-05-0635.6 12.4486 +8(栗)橋口弘次 
1048 ワールドインパクト牡3P.ブドー 57 3.02.2ハナ09-08-08-0835.41250.1496 +8(栗)友道康夫 
11817 ヴォルシェーブ牡3岩田康誠 57 3.02.41 1/412-12-12-1135.41132.7492 +8(栗)友道康夫 
1259 ハギノハイブリッド牡3福永祐一 57 3.02.5 3/408-08-08-0835.7 825.2450 +2(栗)松田国英 
13713 ミヤビジャスパー牡3池添謙一 57 3.02.6 3/416-16-16-1535.21465.8496 0(栗)笹田和秀 
14818 メイショウスミトモ牡3武幸四郎 57 3.03.4515-15-16-1735.717192.9470 +6(栗)南井克巳 
1535シャンパーニュ牡3松山弘平 57 3.04.03 1/202-02-01-0137.915149.7482 +2(栗)加用正 
16714トゥザワールド牡3川田将雅 57 3.05.2704-04-04-0438.7 25.3520 +2(栗)池江泰寿 
17611 アドマイヤランディ牡3藤岡康太 57 3.05.41 1/418-18-18-1837.318229.9512 +4(栗)須貝尚介 
1823 サングラス牡3古川吉洋 57 3.08.1大差01-01-02-1541.516152.7494 +6(栗)谷潔 

LAP 13.0-12.0-12.0-12.0-11.9-11.7-12.4-12.5-12.3-12.4-12.2-11.7-11.7-11.6-11.6
通過 37.0-49.0-60.9-72.6  上り 71.2-58.8-46.6-34.9  平均 1F:12.07 / 3F:36.20
単勝  2 \690
複勝  2 \280 / 4 \270 / 10 \520
枠連  1-2 \2,310 (9)
馬連  02-04 \2,640 (7)
ワイド 02-04 \950 (6)/ 02-10 \1,940 (19)/ 04-10 \2,160 (22)
馬単  02-04 \4,470 (14)
3連複 02-04-10 \13,340 (36/816)
3連単 02-04-10 \59,220 (166/4896)

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