日本一難易度の高い中山大障害コースでは、適性の高さがより重要となる。過去に中山大障害や中山グランドジャンプで実績のある馬が活躍することも多い。

　というわけで本命は一昨年このレースを制覇し、昨年も中山グランドジャンプ勝ちで中山大障害２着のアポロマーベリックとする。今年の中山グランドジャンプは５着に敗れたが、実績を考えると見限れない。ここで復活して、中山大障害３年連続連対に期待しよう。

　相手筆頭は障害入り後無傷の５連勝でイルミネーションジャンプＳを圧勝したサナシオン。大障害コースは初めてだが中山で圧勝するのだから期待してもいいだろう。

　それから春の中山グランドジャンプの覇者アップトゥデートを相手２番手とする。

　穴っぽいところでは障害経験わずか一戦ながら障害重賞の名手高田が騎乗するエイコーンパスが未知の魅力という点で期待できる。ちなみに父のタイムパラドックスは平地で高田が乗っていた馬だ。

　もう一頭、これまた障害重賞の名手小坂が騎乗するタニノタキシードも狙ってみる。今年は昨年の勢いがなくなってきた角居厩舎が12月に入ってから毎週重賞を勝ち勢いが戻ってきた。一発に期待しよう。