滅多に使われない東京芝3400mで行われる重賞である。昔はよく荒れたレースだが、ここ数年はハンデ戦の割には割と堅く収まっている。過去５年で４連対のフェイムゲームやステイヤーズＳ３連覇のアルバートが出走していたということもあるだろう。それらの馬がいなくなり、また長距離重賞実績馬も見当たらない。今年は堅いのだろうか荒れるのだろうか？迷うところだが、頭数が少ないので堅いと見た。

　本命は菊花賞３着で万葉Ｓで勝ち馬にハナ差２着のユーキャンスマイルとする。長距離レースでの実績はナンバーワンだ。適性が物を言うレースで長距離での実績があるのは心強い。ここは期待して良いだろう。

　相手は万葉Ｓでそのユーキャンスマイルにクビ差の３着のグローブシアターとする。あの日米オークス制覇の良血シーザリオの仔である。前走で長距離適性も示された。ここでも活躍が期待される。

　先週は３歳戦の共同通信杯とクイーンカップが頭数が少なく（馬連は）固いレースだった。馬単で勝負した共同通信杯は裏を食らい、それで弱気になって馬連にしたクイーンカップは安いながらも一点で的中した。今回は狙いは人気の２頭だが、馬連では安い。前走クビ差なのでグローブシアターの逆転が考えられないわけではないが、馬連では配当が安いのでユーキャンスマイルを頭にした馬単で勝負しよう。