本命は私の出資馬であり昨年のこのレースの２着馬であるクイーンマンボとしよう。昨年は55kgだったが、今年は1kg減って54kgの斤量での出走である。昨年２着の実績がありながら斤量が減るのはおいしい。しかも昨年ほど人気になっていない。昨年はマリーンカップ（２着）で叩いてここに出てきたが、今年は休養明けで年明け初出走というのがネックなのだろう。昨年秋の成績もそこそこ頑張ってはいるものの、３歳時と比べてパッとしない。しかも騎手がルメールではなくなっている。そこが人気を落としている要因だろう。しかし、今回騎乗する北村友一騎手ももともとこの馬に乗っていた馬なので癖なども分かっているだろう。そこまで悲観するほどではない。休み明けがネックだが、そこさえクリアできれば勝負になるだろう。人気の盲点になっているのだから積極的に狙っていこう。

　相手筆頭は昨年の勝ち馬サンライズソアとする。昨年のこのレースを勝っただけではなく、同コースで行われたＪＢＣクラシックでも３着に健闘しているのでコース適性は高いと判断できる。こちらはクイーンマンボとは逆に昨年よりも人気になったが、京都ダート1900mという滅多に行われないコースに高い適性を示しているのだから「買い」である。

　その他の馬ではこのレースと相性の良いステップレースであるアンタレスＳで３着のロンドンタウンを筆頭に、オメガパフューム、アナザートゥルース、チュウワウィザード、ハイランドピーク、サトノティターンといった有力馬に流そう。